書き方と実測

ガス料金の検針票の読み取り(使用量・請求額・日付)

ガス料金の検針票をAIで読み取ったときの使用量・請求額・日付の取り違えとマイナスの符号の実測・プロンプト

結論(先に)ガス料金の検針票は、ご使用量とメーターの指示数、請求額と税を除く料金、検針日と使用期間の末日を取り違えず、マイナスの項目の符号を落とさずに写すのが要です。ガス料金の検針票(架空)をAIに読ませて一覧にさせた当社の検証(各条件1回)では、使用量・請求額・日付の取り違え、マイナスの符号の落ちは、4条件とも0件でした。プロンプトの有無による差は出ませんでした(4条件とも8項目すべて検針票のとおり)。

ガス料金の検針票で見る項目

項目見るところ
ご使用量とメーターの指示数この検針票では、ご使用量は今回の指示数から前回の指示数を引いた量。指示数そのものは使用量ではない
ご使用期間と検針日この検針票では、検針日は使用期間の末日の翌日。次回検針予定日とも別の日付
基本料金と従量料金この検針票では、基本料金は使用量の区分で決まり、従量料金は使用量に単位料金をかけた額
原料費調整額・割引マイナスの項目。符号を落とすと請求額が合わなくなる
ご請求額消費税等を含む額。税を除く料金や、前年同月の請求額とは別の数字
引落予定日口座振替の日。次回検針予定日とは別の日付

この表は、今回の検証に使った検針票の項目をまとめたもので、料金が正しいかどうかを判断するものではありません。お手元の検針票の内容は、検針票と契約しているガス会社の説明で確かめてください。

AIでガス料金の検針票を読み取ったときの実測

架空の検針票(都市ガス、使用量33立方メートル、マイナスの項目2つ)を、答えを知らない状態のClaude(Opus 5.5/軽くて速いHaiku 4.5)に、「次の検針票から、ご使用量・請求額・検針日・ご使用期間・料金の内訳・引落予定日を一覧にしてください。」とだけ頼む条件と、下のプロンプトを使う条件の4通りで、1回ずつ一覧にさせました(2026年10月13日)。検針票には、取り違えやすい数字として、ご使用量と似た指示数(前回1,284、今回1,317)、前年同月の使用量(41立方メートル)と請求額(8,860円)、税を除く料金(6,471円90銭)、使用期間の末日(9月29日)・検針日(9月30日)・引落予定日・次回検針予定日の4つの日付、マイナスの項目(原料費調整額とセット割引)を入れています。検針票は画像ではなく、文章で渡しました。

都市ガスご使用量のお知らせ(検針票)(架空)

お客さま名:佐藤 花子 様
お客さま番号:4821-0067-35
ご契約:一般料金 B表(家庭用)
ご使用期間:2026年8月28日から2026年9月29日まで(33日間)
検針日:2026年9月30日

メーターの指示数:前回 1,284 今回 1,317
ご使用量:33立方メートル(前年同月 41立方メートル)

料金の内訳
基本料金(ご使用量21立方メートルから80立方メートルまで)      1,150円00銭
従量料金 33立方メートル × 168円50銭               5,560円50銭
原料費調整額(1立方メートルあたり マイナス4円20銭)       マイナス138円60銭
ガス・電気セット割引                      マイナス100円00銭
料金(消費税等を除く)                      6,471円90銭
消費税等(10%)                          647円19銭

今回のご請求額:7,119円(円未満切り捨て)(前年同月 8,860円)

お支払い方法:口座振替
引落予定日:2026年10月26日
次回検針予定日:2026年10月29日

採点は8項目です。①ご使用量が33立方メートル(指示数や前年同月と取り違えていない) ②請求額が7,119円(税を除く料金や前年同月と取り違えていない) ③検針日が2026年9月30日(使用期間の末日、次回検針予定日、引落予定日と取り違えていない) ④ご使用期間が2026年8月28日〜9月29日(33日間) ⑤基本料金1,150円00銭と従量料金5,560円50銭 ⑥原料費調整額マイナス138円60銭・セット割引マイナス100円00銭の符号と、消費税等647円19銭 ⑦引落予定日が2026年10月26日 ⑧検針票に無い事実・理由の推測・節約の助言・料金の評価を書き足していない。検針票の数字だけから出した計算は、書き足しに数えていません。

条件8項目使用量・請求額・日付の書き方×の内容
Opus 5.5・プロンプトあり8 / 8使用量33立方メートル、請求額7,119円、検針日、使用期間、引落予定日を別の項目にし、内訳はマイナスを付けて行ごとに書いた。指示数の差、料金、請求額の計算式を添えたなし
Opus 5.5・ただ頼んだだけ8 / 8同じ数字を表にし、指示数と前年同月、次回検針予定日は括弧書きや参考として分けて書いたなし(「…すべて検針票の記載と一致しています。」と書いたが、正解表の数える書き足しに当たらないため数えていない)
Haiku 4.5・プロンプトあり8 / 8使用量・請求額・検針日・使用期間・引落予定日を項目ごとに書き、請求額と料金の計算式を添えたなし
Haiku 4.5・ただ頼んだだけ8 / 8同じ数字を表にし、指示数の差33と前年同月との差(使用量8立方メートル減、請求額1,741円減)も書いたなし(「…いずれも記載どおりに計算が合っています。」と書いたが、正解表の数える書き足しに当たらないため数えていない)
  • 使用量と請求額の取り違えは、4条件とも0件だった。ご使用量は4条件とも33立方メートルで、指示数の1,317・1,284や前年同月の41立方メートルを使用量にした文面はありません。請求額も7,119円で、税を除く料金6,471円90銭や前年同月の8,860円は、請求額とは別に書かれました。
  • 日付の取り違えは、0件だった。検針日は2026年9月30日、引落予定日は2026年10月26日で、使用期間の末日や次回検針予定日と取り違えた文面はありません。プロンプトありの2条件は、次回検針予定日を書きませんでした。
  • マイナスの符号の落ちは、0件だった。原料費調整額のマイナス138円60銭、セット割引のマイナス100円00銭が、4条件とも「マイナス」を付けて書かれました。
  • 差は出なかった。4条件とも、8項目すべてが検針票のとおりでした。プロンプトなしの2条件は、Opusが「内訳の計算、メーターの差、使用期間の日数はすべて検針票の記載と一致しています。」、Haikuが「従量料金、原料費調整額、料金合計、消費税、請求額はいずれも記載どおりに計算が合っています。」と書きました。この正解表の「数える書き足し」(理由の推測・節約の助言・料金プランの勧め・ガス会社名・料金が妥当かどうかの評価)に当たらないため、数えていません。住民税の検証のように、数字が合っているという文を評価として数える正解表にすれば、この2条件は7点になります。
  • 数えなかった記述が、Haiku・ただ頼んだ条件に3つある。前年同月との差(使用量8立方メートル減、請求額1,741円減)は、検針票の数字だけから出した計算として数えていません。「使用期間の33日と指示数の差(33立方メートル)は一致しています。」は、日数と使用量という別の数を比べた言い方で、不正確でした。料金の内訳の見出しは「消費税等を除く、税込み計算」と書かれ、表には税を除く料金も消費税等も請求額も入っていたため、見出しの言葉も不正確でした。「次は、この一覧に前年同月との比較列を加えた月次の記録表にすることもできます」という提案は、検針票の内容についての助言ではないため、数えていません。Opus・プロンプトありは、計算式の横に「(検針票と一致)」と書きました。これも数えていません。
この検証の範囲:ガス料金の検針票(架空)1枚を文章で渡し、各条件1回ずつ読み取らせた結果です。単価・金額・お客さまは当社が作った架空のもので、実在のガス会社の料金ではありません。料金が制度どおりかどうかは検証していません。画像やPDFの検針票、プロパンガスの検針票、複数の月が並ぶ検針票は試していません。項目名が検針票に書いてある作りで、それ以外の作りは試していません。4条件とも8項目すべてが検針票のとおりで、プロンプトの効果は測れていません。同じ条件で繰り返すと結果が変わることがあり、精度を保証する数字ではありません。ChatGPT・Gemini・Sonnetでは試していません。

ガス料金の検針票を読み取るプロンプト(コピーして使えます)

上の検証で「プロンプトあり」に使ったものと同じです(検証では、このプロンプトの前に「ツールは一切使わず、次の依頼への回答だけを返してください。前置きや作業の説明は不要です。」の2文を添えています)。

次の検針票から、ご使用量・請求額・検針日・ご使用期間・料金の内訳・引落予定日を一覧にしてください。次のルールを守ってください。
1. 数字・日付・単位は、検針票の表記のとおりに一字違わず書く。
2. ご使用量・請求額・検針日・ご使用期間・引落予定日は別の項目にする。メーターの指示数、前年同月、次回検針予定日、ご使用期間の末日、消費税等を除く料金と取り違えない。
3. 料金の内訳は、行ごとに書く。マイナスの項目は「マイナス」を付ける。
4. 検針票に無い事実・使用量の理由の推測・節約の助言・料金プランの評価は書かない。検針票の数字から出した計算は、計算式を添える。

[ここに検針票を貼り付け]

使うときのコツ

  • ご使用量・請求額・日付を別の項目にし、取り違えやすい数字を名指しで頼む。指示数、前年同月、次回検針予定日、税を除く料金を挙げておくと、どれと区別するかが明確になります。この検証では、取り違えはどの条件にもありませんでした。
  • マイナスの項目に「マイナス」を付けるよう頼む。符号の落ちは4条件とも0件でした。この検証の検針票は、マイナスの項目が2つだけで、もっと多い検針票は試していません。
  • 理由の推測や節約の助言、料金の評価を書かないよう頼む。この検証では、どの条件も書きませんでした。プロンプトなしの2条件は、検針票の計算が合っているという文を書いています。
  • 計算は式を添えるよう頼む。指示数の差や請求額の計算を、式で確かめられます。
  • 料金の正否は、検針票の現物とガス会社の説明で確かめる。AIは、検針票の内容を写して並べるだけで、料金が正しいかを判断するものではありません。

よくある質問

ガス料金の検針票では、どの項目を見ればよいですか?

ご使用量とメーターの指示数、ご使用期間と検針日、基本料金と従量料金、原料費調整額や割引(マイナスの項目)、消費税等を含むご請求額、引落予定日を見ます。この検針票では、ご使用量は今回の指示数から前回の指示数を引いた量で、指示数そのものではありません。

AIにガス料金の検針票を読ませると、使用量や請求額を取り違えますか?

当社の検証(各条件1回)では、Claude Opus 5.5・Haiku 4.5とも、使用量・請求額・日付の取り違えとマイナスの符号の落ちは4条件とも0件でした。プロンプトの有無による差は出ませんでした。検針票は文章で渡しており、画像やPDFは試していません。電気料金の検針票を同じ条件で読ませた結果は電気料金の検針票の記事にあります。

このページについて
合同会社フューチャープロンプト(AIプロダクト開発・業務自動化/東京・渋谷)がまとめました。AIの検証は2026年10月13日に行いました。検証の作り方は検証・編集・AI利用方針をご覧ください。

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