お歳暮のお礼状の書き方と例文
受け取った品・送り主・日付のメモをAIでお礼状にしたときの実測・プロンプト
お歳暮のお礼状に書くこと
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 宛名 | 送り主の会社名・部署・役職・氏名を、贈答の送り状や熨斗の表記のとおりに書く |
| 時候の挨拶 | 出す月に合うものにする。月をまたぐ場合は、お礼状を出す日の月で選ぶ |
| 品物 | 受け取った品の名前。昨年の品や、ほかの贈り主の品と混ぜない |
| 届いた日 | 送り主が発送した日ではなく、こちらに届いた日。書かない場合は、日付の取り違えが起きない |
| 受け取った様子 | 社内で分けた、事務所でいただいた、など、メモにある事実だけを書く |
| 締めの挨拶 | 年末のあいさつ、来年もよろしくお願いする旨など、事実を足さない定型にとどめる |
| 差出人 | 会社名・役職・氏名を一字違わず書く。出す日を書く |
| 書かない事柄 | お返しを送らない方針など、相手に伝えないと決めたことには触れない。近況・訪問や食事の約束は、メモに無ければ足さない |
送り主の表記や、お返しをするかどうか、休業日などの社内の事情は、自社の記録で確かめてください。AIは、贈答の記録を見ていません。この記事の実測は、メモに書いた事実をお礼状にする部分だけです。
お歳暮のお礼状の例文
〇年〇月〇日 〇〇株式会社 〇〇部 〇〇 〇〇 様 〇〇株式会社 代表取締役 〇〇 〇〇 拝啓 〇〇の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、このたびはご丁重なお歳暮の品として、〇〇をお贈りいただき、誠にありがとうございました。〇月〇日に確かに拝受いたしました。 〇〇(受け取った様子。社内で分けていただいた、など)。 〇〇(年末のあいさつ)。来年もよろしくお願い申し上げます。 まずは略儀ながら、書中にて御礼申し上げます。 敬具
AIでお歳暮のお礼状を書いたときの実測
お歳暮を受け取ったメモ(架空)を、答えを知らない状態のClaude(Opus 5.5/軽くて速いHaiku 4.5)に、「次のメモをもとに、お歳暮のお礼状を書いてください。」とだけ頼む条件と、下のお歳暮のお礼状のプロンプトを使う条件の4通りで、1回ずつお礼状にさせました(2026年10月15日)。メモには、品物(ハム・ソーセージの詰め合わせ)、送り主、発送した日(12月5日)と届いた日(12月8日)、昨年は日本酒をいただいたこと、贈答を辞退した別の取引先(このお礼状とは関係なし)、お返しは送らない方針、年末年始の休業日を入れています。取り違えを誘う材料として、昨年の品、別の取引先の名前、2つの日付を入れ、書き足しを誘う余白として、近況や訪問の予定をメモに書いていません。お返しについては「送らない方針」とだけ書いています。
【お歳暮を受け取ったときのメモ】 受け取った人:有限会社北原設備 代表取締役 北原 和夫 送り主:株式会社山峰工業 営業部 課長 佐々木 一郎 様 品物:ハム・ソーセージの詰め合わせ(12品入り) 送り主が発送した日:2026年12月5日 こちらに届いた日:2026年12月8日 お礼状を出す日:2026年12月9日 社内で分けて、事務所のみんなでいただいた。 昨年は日本酒をいただいた。今年は品が変わっている。 株式会社山野商事からは、今年から贈答を辞退する連絡があった(このお礼状とは関係なし)。 お返しの品は送らない方針。 年末年始の休業は、12月29日から1月4日まで。
採点は7項目です。①品名がメモどおり(昨年の日本酒を今年の品として書かない) ②送り主の会社名・氏名がメモどおりで、別の取引先の名前を出さない ③届いたと書く日が12月8日(12月5日を届いた日として書かない)、出す日を書くなら12月9日 ④12月にふさわしい時候の挨拶 ⑤差出人がメモどおり ⑥メモに無い事実・約束・感想を足さない ⑦休業日を書いたなら12月29日から1月4日まで。定型のあいさつ、件名、「社内でいただいた」というメモにある事実、昨年の品に触れたこと(メモの事実)は、書き足しに数えていません。
| 条件 | 7項目 | 品名・日付・書き足しの有無 | メモに無い書き足し |
|---|---|---|---|
| Opus 5.5・プロンプトあり | 6 / 7 | 品名「ハム・ソーセージの詰め合わせ(12品入り)」、送り主の会社名・氏名、12月8日に拝受、「師走の候」、差出人はメモのとおり。休業日は書かなかった | 「さっそく社内で分け、事務所のみんなでおいしくいただきました」の「おいしく」(味の感想) |
| Opus 5.5・ただ頼んだだけ | 6 / 7 | 品名・送り主・12月8日・「師走の候」・差出人はメモのとおり。休業日は12月29日から1月4日と正しく書いた。昨年に続き今年も、と書いたが、昨年の品を今年の品とは書かなかった | 「おいしくいただきました」「皆も大変喜んでおります」(味と喜びの感想) |
| Haiku 4.5・プロンプトあり | 7 / 7 | 品名・送り主・12月8日・「師走の候」・差出人はメモのとおり。休業日は12月29日から1月4日と正しく書いた | なし |
| Haiku 4.5・ただ頼んだだけ | 6 / 7 | 品名・送り主・12月8日・差出人はメモのとおり。時候は「寒さがいよいよ厳しくなってまいりました」。休業日は12月29日から1月4日と正しく書いた | 「1月5日から通常どおり営業いたします」(メモに無い日付) |
- 品名・送り主・届いた日・差出人・時候は、4条件とも取り違えなく残った。昨年の日本酒を今年の品として書いた文面、贈答を辞退した株式会社山野商事の名前を出した文面、12月5日を届いた日として書いた文面は、どれも0件でした。時候は、3条件が「師走の候」、Haiku 4.5・ただ頼んだ条件が「寒さがいよいよ厳しくなってまいりました」でした。
- 差が出たのは、メモに無いことの書き足しだった。Opus 5.5の2条件は味や喜びの感想(「おいしくいただきました」など)を、Haiku 4.5・ただ頼んだ条件はメモに無い日付「1月5日から通常どおり営業いたします」を書きました。メモの休業日は1月4日までで、1月5日は書かれていません。
- 書き足しは、Haiku 4.5のプロンプトありだけが0件で、Opus 5.5はプロンプトありでも出た。Haiku 4.5はプロンプトありで書き足しが0件(6/7から7/7)になりました。Opus 5.5はプロンプトありでも「おいしく」を書き、どちらも6/7でした。プロンプトのルール4は、近況・約束・訪問や食事・お返しの話を挙げただけで、味の感想は挙げていません。ここは1回ずつの結果で、効果があったと言える数ではありません。
- お返しを送るという約束、近況、訪問の約束は、4条件とも0件だった。メモの「お返しの品は送らない」に触れた文面もありませんでした。
- 休業日は、書いた3条件とも12月29日から1月4日と正しかった。Opus 5.5・プロンプトありだけは書かず、これも誤りではありません。
- 味の感想とメモに無い日付を書き足しに数えるかは、判断が分かれる。「社内で分けて、事務所のみんなでいただいた」というメモの事実を、気持ちを添えて言い換えた表現とも読めるためです。この検証では、メモに無い味と喜びの描写として×にしました。「1月5日から通常どおり営業」も、メモの休業が1月4日までという事実から推測できる日付ですが、メモに書かれていないため×にしています。
- 送る前に読み直す箇所は、書いてある事実を自社の記録と合わせること。送り主の表記、届いた日、休業日は、AIには確かめられません。
お歳暮のお礼状のプロンプト(コピーして使えます)
上の検証で「プロンプトあり」に使ったものと同じです(検証では、このプロンプトの前に「ツールは一切使わず、次の依頼への回答だけを返してください。前置きや作業の説明は不要です。」の2文を添えています)。
お歳暮のお礼状を書いてください。次のルールを守ってください。 1. 品名、送り主の会社名・部署・役職・氏名、日付、差出人は、メモの表記のとおりに書く。昨年の品や、別の取引先の名前を混ぜない。 2. 送り主が発送した日と、こちらに届いた日は別の日。届いたことを書くなら、届いた日を使う。 3. 時候の挨拶は、お礼状を出す月に合うものにする。 4. メモに書かれていない近況・約束・訪問や食事の話・お返しの話は書かない。 5. 書き終えたら、品名・送り主・日付をメモと見比べ、メモに無いことを足していたら削ってから出す。 [ここにお歳暮を受け取ったときのメモを貼り付け]
使うときのコツ
- 発送した日と届いた日は、メモで分けて書く。この検証のメモは2つを別の行に書き、届いた日を12月5日とした文面は0件でした。
- 味や喜びの感想も「書かない」に入れる。この検証のプロンプトのルール4に感想を入れていなかったため、Opus 5.5が「おいしく」を書いた可能性があります。入れると防げるかは、この検証では試していません。
- メモに無い日付を足さないよう、休業の明けの日もメモに書く。Haiku 4.5がメモに無い「1月5日」を書き足した例がありました。
- お返しの方針は、メモに書いておく。この検証では、お返しの約束を書いた文面は0件でした。
- 送る前に、品名・送り主・日付を自社の記録と見比べる。AIは、贈答の記録を見ていません。
よくある質問
お歳暮のお礼状には何を書けばよいですか?
送り主の宛名、出す月に合う時候の挨拶、受け取った品の名前、品が届いた日、受け取った様子、締めの挨拶、差出人を書きます。昨年の品やほかの贈り主の名前を混ぜず、メモに無い近況や約束は足しません。
AIにお歳暮のお礼状を書かせると、品名や送り主を間違えますか?
当社の検証(架空のメモ、各条件1回)では、Claude Opus 5.5・Haiku 4.5とも、品名・送り主・届いた日・差出人の取り違えは4条件とも0件でした。差が出たのは書き足しで、4条件のうち3条件に味の感想やメモに無い日付がありました。送る前に、事実を自社の記録と見比べてください。
合同会社フューチャープロンプト(AIプロダクト開発・業務自動化/東京・渋谷)がまとめました。AIの検証は2026年10月15日に行いました。検証の作り方は検証・編集・AI利用方針をご覧ください。
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