書き方と実測

休暇届の書き方と例文

休暇メモをAIで休暇届にしたときの日付・日数・理由の実測・プロンプト

結論(先に)休暇の相談メモ(架空)をAIで休暇届にした当社の検証(各条件1回)では、Claude Opus 5.5・Haiku 4.5の4条件とも、休む日(19日の出社日を含めない)、日数(3.5日)、種別(年次有給休暇)、理由(私用のまま)、引き継ぎ、休暇中の連絡を取り違えませんでした。差が出たのは書き足しだけです。ただ頼んだHaiku 4.5は、メモに無い就業規則の確認の助言を届とは別に足し、7項目中6項目でした。ほかの3条件は7項目すべて○です。この題材は4条件のうち3条件が満点で、プロンプトの効果ははっきり測れていません。

休暇届にまとめるメモの内容

この検証では、休暇届に入れる内容を次の6つとして、AIに渡すメモに書きました。休暇届の様式は会社ごとに違うため、実際に出すときは会社の様式と就業規則に合わせてください。

項目メモで決めておくこと
提出日・宛先・氏名・所属いつ、誰に、誰が出す届か
休暇の種別この検証では年次有給休暇
休む日日ごとに、丸一日か午後だけかを分けて書く。出社する日があれば、その日も書く
日数丸一日は1日、午後だけは0.5日として足す
理由メモに書かれた言葉のまま(この検証では私用)
引き継ぎと連絡誰に何をいつまでに頼んだか、休暇中に連絡がつくか

返信文の側は、休暇申請・打刻漏れ修正への返信文の書き方で扱っています。人事・総務のほかの書類は、在籍証明書の発行依頼メールの書き方と例文で測っています。

AIに休暇の相談メモを休暇届にさせたときの実測

休暇の相談メモ(架空)を、答えを知らない状態のClaude(Opus 5.5/軽くて速いHaiku 4.5)に、「次の休暇の相談メモから、上司に提出する休暇届を書いてください。」とだけ頼む条件と、下のプロンプトを使う条件の4通りで、1回ずつ書かせました(2026年10月15日)。メモには、連続していない休み(11月16日〜18日の丸一日と、20日の午後だけ。19日は出社)、「理由は私用でいい。詳しくは書きたくない」という指示、今回の届に関係ない去年の12月の5日、未確認の就業規則を入れています。

【休暇の相談メモ(架空)】
2026年11月2日(月)、営業部 第二課の佐藤 美咲さんが、課長の高橋 誠さんに出すために書いた走り書き。

・休むのは年次有給休暇。
・11月16日(月)から18日(水)は丸一日休む。
・19日(木)は出社する。社内の定例会議があるので休めない。
・20日(金)は午後だけ休む。13時に早退して、午前中は普通に働く。
・理由は私用でいい。詳しくは書きたくないと本人が言っている。
・休み中の取引先A社の見積の対応は、同じ課の田中さんに頼んである。11月13日(金)までに案件のメモを共有する。
・休み中も、携帯には連絡がつく。
・去年は12月に5日休んだが、今回の届には関係ない。
・就業規則の休暇の条文は、まだ確認していない。

採点は7項目です。①休む日が11月16日〜18日の丸一日と20日の午後(13時から)で、19日は休みでない ②日数が3.5日 ③種別が年次有給休暇 ④理由が私用のまま(通院などの具体を足さない) ⑤氏名・所属・提出日・宛先を保つ ⑥引き継ぎと連絡を保つ ⑦メモに無い事柄を足さない。正解表は、回答を取る前に作ってコミットしました。

条件7項目休暇届の項目の読み取りメモに無い書き足し
Opus 5.5・プロンプトあり7 / 711月16日〜18日を丸一日、20日を午後(13時から)と日ごとに分け、19日は出社と明記。日数は式つきで3.5日、種別は年次有給休暇、理由は私用なし
Opus 5.5・ただ頼んだだけ7 / 716日〜18日の終日(3日間)と20日の午後半日に分け、19日は出社と明記。合計3.5日、種別は年次有給休暇、理由は私用なし
Haiku 4.5・プロンプトあり7 / 716日・17日・18日・20日を日ごとに並べ、式つきで3.5日。種別、理由、引き継ぎ、携帯で連絡がつくことも合っていたなし
Haiku 4.5・ただ頼んだだけ6 / 716日〜18日の終日と20日の午後、合計3.5日、種別、理由、引き継ぎは合っていた。19日は出社と明記あり。届の「以上」のあとに、届とは別に、就業規則の確認の助言を足した。午後だけの休みが認められていない場合は1日休みとして扱う形に直す必要がある、と言い切った点と、最後の一文(就業規則の条文の確認を勧める)がメモに無い書き足し
  • 休む日と日数は、4条件とも取り違えなかった。「11月16日〜20日」と連続した期間にして19日を休みに含めた回答は0件で、合計はどの条件も3.5日でした。去年の12月の5日を今回の日数に混ぜた回答も0件です。
  • 理由は、4条件とも私用のままだった。通院や病気など、メモに無い具体的な理由を足した回答は0件でした。
  • 差が出たのは、ただ頼んだHaiku 4.5の書き足しだけだった。届の「以上」のあとに、届とは別の文として「20日の午後だけの休みは、半日単位の年次有給休暇として認められるかを就業規則で確認してください。」と書き、続けて「認められていない場合は、1日休みとして扱う形に直す必要があります。」と、メモに無い扱いの決まりを言い切りました。最後には「次は、就業規則の休暇の条文を確認するのが良いです。」とも書いています。×にした根拠は、この確認の助言と言い切りです。「就業規則の休暇の条文が未確認のため、条文番号は入れていません。」の1文は、メモの「まだ確認していない」を言い直したもので、正解表では×にしない内容として扱いました。
  • プロンプトを付けると、Haiku 4.5の書き足しもなくなった。プロンプトに「メモに書かれていない事柄(条文、残日数、申請期限、電話番号、手続き、助言)は書かない」と入れた条件では、助言は出ませんでした。ただしOpus 5.5はプロンプトなしでも満点で、この題材ではプロンプトの効果が出たのはHaiku 4.5の1条件だけです。
  • 提出前に読み直す箇所は、休む日の並びと日数。この検証では取り違えは出ませんでしたが、連続していない休みや半日が混ざるメモは、日付と曜日、足し算を目で確かめてから出します。会社の様式や半日の扱いは、就業規則と上司に確かめます。
この検証の範囲:休暇の相談メモ(架空)1つで、各条件1回ずつの結果です。会社・氏名・日付はすべて当社が作った架空のもので、実在の会社の休暇届の様式や就業規則とは関係がありません。期間・日数・種別・理由・引き継ぎの読み取りは4条件とも合っていたため、この題材で差が出たのは書き足しだけです。同じ条件で繰り返すと結果が変わることがあり、精度を保証する数字ではありません。ChatGPT・Gemini・Sonnetでは試していません。

休暇届の例文(Opus 5.5がプロンプトありで書いた回答)

上の検証でOpus 5.5がプロンプトありで書いた休暇届を、内容は変えず表記だけ整えて示します(会社・氏名は架空です)。実際に使うときは、会社の様式と就業規則に合わせて直してください。

休暇届

提出日:2026年11月2日(月)
宛先:営業部 第二課 課長 高橋 誠 様
所属:営業部 第二課
氏名:佐藤 美咲

下記のとおり休暇を届け出ます。

1. 休暇の種別
年次有給休暇

2. 休暇の日
2026年11月16日(月)丸一日
2026年11月17日(火)丸一日
2026年11月18日(水)丸一日
2026年11月20日(金)午後(13時に早退し、午前は勤務)
11月19日(木)は出社します(社内の定例会議のため)。

3. 日数
合計3.5日
(内訳:丸一日1日×3日+半日0.5日×1日=3.5日)

4. 理由
私用

5. 引き継ぎ
休暇中の取引先A社の見積の対応は、同じ課の田中さんに頼んであります。11月13日(金)までに、田中さんへ案件のメモを共有します。

6. 休暇中の連絡方法
休暇中も携帯で連絡がつきます。

以上

休暇の相談メモを休暇届にするプロンプト(コピーして使えます)

上の検証で「プロンプトあり」に使ったものと同じです(検証では、このプロンプトの前に「ツールは一切使わず、次の依頼への回答だけを返してください。前置きや作業の説明は不要です。」の2文を添えています)。

次の休暇の相談メモから、上司に提出する休暇届を書いてください。次のルールを守ってください。
1. 休みの日付は曜日つきでメモのとおりに書き、休まない日(出社する日)を期間に含めない。連続した期間にまとめず、日ごとに分けて書く。
2. 日数は、丸一日を1日、午後だけなど半日を0.5日として数え、内訳の式を示す。
3. 休暇の種別・理由は、メモに書かれた言葉のまま書く。理由を詳しく推測して書き足さない。
4. 氏名・所属・提出日・宛先、引き継ぎ(誰に何をいつまでに)、休暇中の連絡方法をメモのとおりに書く。
5. メモに書かれていない事柄(条文、残日数、申請期限、電話番号、手続き、助言)は書かない。今回の届に関係ないと書かれた事柄は混ぜない。

[ここに休暇の相談メモを貼り付け]

使うときのコツ

  • 連続していない日は、日ごとに分けて書かせる。間に出社する日が入るメモでも、期間にまとめられずに済みます。
  • 日数は、内訳の式を示させる。丸一日と半日の足し算を目で確かめられます。
  • 理由は、メモの言葉のまま書かせる。詳しく書きたくない理由に、AIが具体を足さないようにします。
  • メモに無い助言を書かないよう頼む。この検証でHaiku 4.5の助言がなくなったのは、このルールを付けた条件です。

よくある質問

休暇届には何を書けばよいですか?

この検証では、提出日・宛先・氏名・所属、休暇の種別、休む日、日数、理由、引き継ぎと休暇中の連絡の6つをメモに決めました。実際の様式は会社ごとに違うため、会社の様式と就業規則に合わせてください。

AIに休暇届を書かせると、日付や日数を間違えますか?

当社の検証(架空のメモ、各条件1回)では、Claude Opus 5.5・Haiku 4.5とも、連続していない休み(丸一日の3日と午後だけの1日)を取り違えず、日数も3.5日で合っていました。差が出たのは書き足しで、ただ頼んだHaiku 4.5だけが、就業規則を確認する助言を届とは別に足しました。

このページについて
合同会社フューチャープロンプト(AIプロダクト開発・業務自動化/東京・渋谷)がまとめました。AIの検証は2026年10月15日に行いました。検証の作り方は検証・編集・AI利用方針をご覧ください。

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