書き方と実測

入金確認・お礼メールの書き方と例文

入金の確認をAIで下書きしたときの請求書・差額・日付の取り違えの実測・プロンプト

結論(先に)入金確認・お礼のメールは、請求番号と金額、入金額が請求額と違うときの差額の扱い、入金日と確認日の区別、触れない事柄を、取り違えのない形で書くのが要です。振込手数料が差し引かれた入金を確認する連絡のメモをAIにメールにさせた当社の検証(各条件1回)では、請求書の情報・入金額と差額の扱い・日付・領収書は4条件とも崩れず、書き足しと、別の請求書に触れた文面は0件でした。4条件とも7項目すべて○で、この題材ではプロンプトの有無で差は出ませんでした。曜日は4条件とも付けませんでした。

入金確認・お礼メールに書くこと

項目書くこと
請求書の特定請求番号・請求書の日付・請求金額(税込か税抜か)。複数の請求書がある取引先には、どの請求書の入金かを一目で分かるようにする
入金額入金された金額。請求金額と違うときは、差額と理由(振込手数料の差引など)を書く
差額の扱い追加の振込が要るのか、要らないのか。要らないなら「不足」と読める書き方をしない
日付口座に入金された日と、自社が確認した日は別のことがある。どちらを書くか、両方書くかを決めて、取り違えない
お礼短い定型で足りる。お支払いの早さへの評価や、今後の取引のお願いは、メモに無いなら書かない
書かない事柄別の請求書の未入金など、今回のメールでは触れないと決めたことには触れない。催促と読める言い方も避ける
領収書自社の方針(請求があったときだけ発行するなど)のとおりに書く。送ると約束しない
問い合わせ先部署・担当・電話番号・受付時間を一字違わず書く

入金の確認は、会計の記録と銀行の入金明細で行ってください。AIは、通帳や会計ソフトの中身を見ていません。この記事の実測は、メモに書いた事実をメールにする部分だけです。

入金確認・お礼メールの例文

件名:ご入金確認のお知らせとお礼(請求番号 〇〇〇〇)

〇〇株式会社 〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇株式会社 〇〇部の〇〇です。

下記の請求書について、ご入金を確認いたしましたのでお知らせします。

・請求番号:〇〇〇〇
・請求書の日付:〇年〇月〇日
・請求金額:〇〇〇〇円(税込)
・ご入金日:〇年〇月〇日
・当社での確認日:〇年〇月〇日
・ご入金額:〇〇〇〇円

請求金額との差額〇〇円は、振込手数料を差し引いていただいた分です。当社で処理いたしますので、追加のお振込は不要です。

このたびはお支払いいただき、ありがとうございました。

〇〇株式会社 〇〇部 〇〇 電話 〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇(〇〇〜〇〇時)

AIで入金確認・お礼メールを下書きしたときの実測

内装会社の経理のメモ(架空)を、答えを知らない状態のClaude(Opus 5.5/軽くて速いHaiku 4.5)に、「次のメモをもとに、取引先に送る入金確認とお礼のメールを作ってください。」とだけ頼む条件と、下の入金確認・お礼メールのプロンプトを使う条件の4通りで、1回ずつメールにさせました(2026年10月11日)。メモには、請求番号と請求金額、振込手数料220円を差し引いた入金額、口座に入金された日と確認した日の違い、今回のメールに書かない別の請求書、請求があったときだけ発行する領収書、問い合わせ先を入れています。曜日はメモに書いていません。

【メモ(経理・山岸)】
・送り先:取引先(法人)の担当者 株式会社あおば商事 経理課 川端様に、メールで連絡する
・用件:請求書の入金を確認したことのお知らせと、お礼
・請求書:請求番号 2026-1187、請求書の日付 2026年12月10日、請求金額 528,000円(税込)
・入金:口座に入金されたのは2027年1月14日。当社が入金を確認したのは1月15日。入金額は527,780円で、先方が振込手数料220円を差し引いている
・差額:220円は当社で処理するので、追加の振込は不要。不足として扱わない
・別の請求書:請求番号 2026-1203(198,000円、支払期限 2027年1月31日)はまだ入金が無いが、今回のメールには書かない。催促もしない
・領収書:請求があったときだけ発行する。こちらから送ることはしない
・問い合わせ:03-5550-0147(経理部 山岸)平日9時30分から18時
・差出人:株式会社ミドリ内装 経理部 山岸

採点は7項目です。①請求番号2026-1187・請求書の日付2026年12月10日・請求金額528,000円(税込)がメモどおり ②入金額527,780円、差額220円は振込手数料の差引で、当社で処理し追加の振込は不要(不足・再度の振込と読めない) ③口座への入金日(2027年1月14日)と確認日(1月15日)を取り違えない。曜日を付けた場合は木・金と一致 ④別の請求書(2026-1203)・未入金・催促に触れない ⑤領収書は、請求があったときだけ発行するというメモに反しない(触れなくても○) ⑥宛名・問い合わせ先・差出人が一字違わずメモどおり ⑦メモに無い事実・約束を足さない。件名・定型のあいさつ・お礼の定型は書き足しに数えていません。

条件7項目請求書・差額・日付の書き方メモに無い書き足し
Opus 5.5・プロンプトあり7 / 7請求番号・日付・528,000円(税込)、入金額527,780円、差額220円は当社で処理し追加の振込は不要、入金日1月14日と確認日1月15日の両方を分けて書いた。「不足としては扱いません」と明記。領収書は「必要な場合は、お手数ですがお申し付けください」なし。別の請求書にも触れなかった
Opus 5.5・ただ頼んだだけ7 / 7請求書・入金額・差額の扱いは一致。入金日は1月14日だけを書き、確認日(1月15日)は書かなかった。領収書は「ご入用の場合は、お手数ですがお申し付けください」なし。別の請求書にも触れなかった
Haiku 4.5・プロンプトあり7 / 7請求書・入金額・差額の扱い・入金日と確認日は一致。領収書は「ご請求いただければ発行いたします」。「請求金額より220円少なくなっております」と書いたあとに手数料の差引と追加の振込は不要を書いた(不足とは書いていない)なし。別の請求書にも触れなかった
Haiku 4.5・ただ頼んだだけ7 / 7請求書・入金額・差額の扱いは一致。「1月14日にお振込みいただいた分を、1月15日に当社口座で確認」と書いた。領収書には触れなかったなし。別の請求書にも触れなかった
  • 請求書の情報と入金額は、4条件とも取り違えなく残った。請求番号2026-1187、請求書の日付、528,000円(税込)、入金額527,780円のいずれも、取り違えは見つかりませんでした。税込の表記を落とした文面は0件です。
  • 差額220円は、4条件とも追加の振込は不要と書いた。振込手数料の差引であること、当社で処理することも、すべての文面にありました。再度の振込や不足と読める書き方は0件です。ただし、Haiku 4.5・プロンプトありの文面は「ご入金額は請求金額より220円少なくなっております」と書いたあとに、手数料の差引と追加の振込が不要なことを続けています。「少なくなっております」の一文だけを読むと、不足の連絡に見えます。
  • 別の請求書(2026-1203)に触れた文面は、0件だった。メモに「今回のメールには書かない。催促もしない」と書いたこの検証のメモでは、プロンプトなしの2条件でも守られました。
  • 入金日と確認日は、取り違えた文面が0件だった。Opus 5.5・プロンプトありとHaiku 4.5・プロンプトありは、1月14日(入金日)と1月15日(確認日)を分けて書きました。Opus 5.5・ただ頼んだ条件は入金日の1月14日だけで、確認日は書きませんでした。Haiku 4.5・ただ頼んだ条件は、1月14日に「お振込みいただいた分」を1月15日に確認した、と書きました(メモは「口座に入金されたのは2027年1月14日」で、振込の日とは書いていません。取り違えには数えていません)。
  • 領収書は、書いた3条件とも、請求があったときだけと読める書き方だった。「領収書が必要な場合は、お手数ですがお申し付けください」「ご入用の場合は、お手数ですがお申し付けください」「ご請求いただければ発行いたします」と書き、こちらから送ると約束した文面は0件でした。プロンプトなしのHaiku 4.5は領収書に触れませんでした(メモは「こちらから送ることはしない」)。
  • 曜日は、4条件とも付けなかった。メモに曜日は無く、プロンプトありの2条件には確かめられなければ書かないと指示してあります。付けた曜日が無いので、曜日の正誤は、この検証では確かめられていません。
  • 送る前に読み直す箇所が残った。Haiku 4.5・プロンプトありは「先方の振込手数料220円が差し引かれた」と、読み手の側を「先方」と書きました。送る相手に向けた文面では、「貴社」などに直す必要があります。入金額や請求書番号が、実際の入金明細や会計の記録と合っているかは、AIには確かめられません。
  • 4条件とも満点で、プロンプトの効果は測れていない。メモに「書かない」「不足として扱わない」「こちらから送ることはしない」と、はっきり書いた結果の可能性があります。同じ条件で繰り返すと変わる可能性があります。

不足に読める書き方と日付の書き落としの悪い例と、直した例(回答の原文から)

入金確認では、4条件とも満点でしたが、読み手が誤解しうる書き方が2つ残りました。保存した回答の原文を並べます。

項目悪い例(回答の原文)直した例
差額220円Haiku 4.5(プロンプトあり)「ご入金額は請求金額より220円少なくなっております。」と書いた(直後に手数料の差引と追加の振込は不要が続くが、この一文だけだと不足の連絡に読める)先に「振込手数料220円が差し引かれており、追加のお振込みは不要です」と書き、入金額527,780円を後に置く。Opus 5.5(プロンプトあり)は「不足としては扱いません」と明記した
入金日と確認日Opus 5.5(ただ頼んだだけ)は入金日の1月14日だけで、確認日の1月15日を書かなかったOpus 5.5・Haiku 4.5(プロンプトあり)のように、口座に入金された1月14日と当社が確認した1月15日を分けて書く

直し方は、金額の差を述べる文の順番を「不要」が先に来るようにすることと、日付を2つ持つメモでは、どちらを書いたかを見直すことです。数字の取り違えは0件でも、読まれ方は別に確かめてください。

この検証の範囲:請求書の入金を確認してお礼を伝えるという1つのメモで、各条件1回ずつの結果です。メモと正解は当社が作った架空のもので、暦は実際の2026年12月〜2027年1月です。4条件とも満点だったため、プロンプトの効果は、この1つのメモでは測れていません。同じ条件で繰り返すと結果が変わることがあり、精度を保証する数字ではありません。ChatGPT・Gemini・Sonnetでは試していません。

入金確認・お礼メールのプロンプト(コピーして使えます)

上の検証で「プロンプトあり」に使ったものと同じです(検証では、このプロンプトの前に「ツールは一切使わず、次の依頼への回答だけを返してください。前置きや作業の説明は不要です。」の2文を添えています)。ルール3の曜日は、自社の入金の時期に合わせて確かめてください。

取引先に送る入金確認とお礼のメールを作ってください。次のルールを守ってください。
1. 請求番号・日付・金額・電話番号・社名・宛先・差出人は、メモの表記のとおりに書く。税込の表記を落とさない。
2. 入金額と請求金額の差、その扱いをメモのとおり書く。不足や再度の振込と読める書き方をしない。
3. 入金された日と、入金を確認した日を取り違えない。曜日を付けるときは暦で確かめ、確かめられなければ書かない。
4. メモで「書かない」とした事柄には触れない。
5. メモに無い事実・約束・条件は足さない。

[ここにメモを貼り付け]

使うときのコツ

  • 入金額が請求額と違うときは、差額の扱いをメモに書く。この検証のメモには、手数料の差引と「不足として扱わない」を書き、4条件とも追加の振込は不要と書きました。
  • 入金日と確認日が違うなら、メモに両方書く。この検証のメモは両方を書き、取り違えた文面は0件でした。メールにどちらを書くかも決めておきます。
  • 触れない事柄は、メモに「書かない」と書く。別の請求書は、メモの指示どおり4条件とも書きませんでした。
  • 言い回しの向きを読み直す。「先方」「少なくなっております」のような、受け取る側から見て違和感のある書き方が出ることがあります。
  • 入金の事実は、必ず入金明細で確かめる。AIは、入金の事実を確かめられません。

よくある質問

入金確認・お礼のメールには何を書けばよいですか?

請求番号・請求書の日付・請求金額を書き、入金額が違うときは差額と理由、追加の振込が要るかどうかを書きます。口座に入金された日と自社が確認した日は別のことがあるため、どちらを書くかを決めて取り違えないようにします。領収書は自社の方針のとおりに書き、別の請求書の未入金など触れないと決めたことには触れません。

AIに入金確認・お礼メールを書かせると、金額や日付を間違えますか?

当社の検証(各条件1回)では、Claude Opus 5.5・Haiku 4.5とも、請求書の情報・入金額・差額の扱い・日付は4条件とも崩れず、書き足しと別の請求書に触れた文面は0件でした。4条件とも満点で、プロンプトの有無の差は測れていません。確かめた回数は各条件1回です。入金の事実は、送る前に入金明細で確かめてください。

このページについて
合同会社フューチャープロンプト(AIプロダクト開発・業務自動化/東京・渋谷)がまとめました。AIの検証は2026年10月11日に行いました。検証の作り方は検証・編集・AI利用方針をご覧ください。

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