書き方と実測

受注確認メールの書き方と例文

受注確認をAIで下書きしたときの金額・納品日・変更期限の実測・プロンプト

結論(先に)受注確認メールは、発注番号、受け取った日、品名と数量、金額(税抜か税込か)、納品予定日と納品先、納品日を変更できる期限を、発注書と一字違わず書くのが要です。金額、納品日、変更期限に加え、納品時間帯が未定で、値引きと支払条件は書かないという方針が絡むメモをAIに受注確認メールにさせた当社の検証(各条件1回)では、4条件とも採点の7項目がすべて○でした。金額・納品日・変更期限の取り違えは0件、書かないとした事柄に触れた文面も0件で、付けた曜日8つはすべて暦どおりです。差がつかなかったので、このメモでは、プロンプトの効果は測れていません。一方、メモの単価×数量が合計と8円ずれていることを、4条件とも送る人向けの注意として書き添えました。

受注確認メールに書くこと

項目書くこと
受注の特定発注番号、発注書を受け取った日、品名・数量
金額単価と合計に、税込か税抜かを必ず添える。消費税が別途なら、そう書く
納品予定納品予定日と納品先を、発注書と同じに書く。曜日を添えるなら暦で確かめる
変更の期限納品日を変えられる場合は、いつまでの連絡で対応できるかを書く
まだ決まっていないこと納品時間帯など未定のものは、未定のままにして、決まり次第連絡すると書く
書かないこと値引き、支払条件などは、別の連絡で伝える方針ならこのメールに混ぜない
連絡先会社名・部署・担当・電話番号・受付時間を一字違わず書く

注文を受けた旨の返信を出すかどうか、何を書くかは、取引先との契約や社内の決まりで変わります。決まりがあるときは、その決まりが先です。

受注確認メールの例文

件名:ご注文受付のご連絡(発注番号 〇〇)

〇〇株式会社 〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇株式会社 〇〇部の〇〇です。

〇年〇月〇日に発注書(発注番号 〇〇)を受け取りました。下記のとおりご注文を承りましたので、ご確認ください。

■品名・数量:〇〇 〇〇個
■単価:〇〇円(税抜)
■合計:〇〇円(税抜。消費税は別途)
■納品予定日:〇年〇月〇日
■納品先:〇〇

納品時間帯は、まだ決まっていません。決まり次第ご連絡いたします。
納品日を変更される場合は、〇月〇日までにご連絡ください。

ご不明な点は、下記までお問い合わせください。
〇〇株式会社 〇〇部 〇〇 電話 〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇(〇〇〜〇〇時)

AIで受注確認メールを下書きしたときの実測

家具を売る会社の営業事務のメモ(架空)を、答えを知らない状態のClaude(Opus 5.5/軽くて速いHaiku 4.5)に、「次のメモをもとに、取引先に送る受注確認メールを作ってください。」とだけ頼む条件と、下の受注確認メールのプロンプトを使う条件の4通りで、1回ずつ受注確認メールにさせました(2026年10月14日)。メモには、発注番号と受け取った日、品名・数量・単価・税抜の合計、納品予定日と納品先、納品日を変更できる期限、納品時間帯が未定であること、値引きと支払条件は書かない方針、連絡先を入れています。曜日はメモに書いていません。

【メモ(営業事務・井上)】
・送り先:取引先(法人)の担当者 株式会社あおば商事 総務部 松本様に、ご注文の受注確認メールを送る
・受注:2027年1月12日に発注書(発注番号 PO-0318)を受け取った
・内容:事務用チェア OC-300 24脚、単価 40,833円(税抜)、合計 980,000円(税抜。消費税は別途)
・納品予定:2027年1月25日(納品先は松本様の会社の本社1階 総務部の受付)
・納品日の変更は、1月20日までに連絡をもらえれば対応できる
・まだ決まっていないこと:納品時間帯(運送会社に確認中、決まり次第伝える)
・値引きの話は、このメールでは書かない
・支払条件は、このメールでは書かない
・問い合わせ:06-5550-0199(営業事務 井上)平日9時から17時30分
・差出人:株式会社ハルノ商会 営業事務 井上

採点は7項目です。①発注番号・受け取った日・品名と数量がメモどおり ②金額が合計980,000円(税抜)、消費税は別途で、税込と書いていない ③納品予定日が2027年1月25日、納品先が本社1階 総務部の受付。曜日を付けた場合は月曜と一致(付けなければ○) ④納品日の変更は2027年1月20日までの連絡で対応と書いている。曜日を付けた場合は水曜と一致 ⑤納品時間帯を、決めずに未定のまま伝えている ⑥値引きと支払条件に触れない ⑦宛名・電話番号・受付時間・差出人がメモどおりで、メモに無い事実・約束・条件を足さない。件名・定型のあいさつ・署名欄の部署名は、書き足しに数えていません。

条件7項目金額・納品日・変更期限・未定事項の書き方メモに無い書き足し・付いた注意
Opus 5.5・プロンプトあり7 / 7受け取った日は2027年1月12日(火)、納品予定日は1月25日(月)、変更の期限は1月20日(水)で、3つとも暦と一致。合計は「980,000円(税抜。消費税は別途)」。納品時間帯は「現在、運送会社に確認しております。決まり次第ご連絡いたします。」メール本文に書き足しはなし。本文の後ろに、メールに含めないよう断った確認事項(曜日を確かめたこと、単価×24脚が979,992円で合計と8円合わないこと)を付けた
Opus 5.5・ただ頼んだだけ7 / 7曜日は火・月・水で、3つとも暦と一致。合計は「980,000円(税抜、消費税は別途)」。納品時間帯は「現在、運送会社に確認しております。決まり次第ご連絡いたします。」メール本文に書き足しはなし。末尾に「※送る前に確認してください」として、8円のずれを書いた
Haiku 4.5・プロンプトあり7 / 7曜日は付けなかった(「ツールで暦を確かめていないため書いていません」と書いた)。合計は「980,000円(税抜。消費税は別途)」。納品時間帯は「未定です。運送会社に確認中のため、決まり次第ご連絡いたします。」メール本文に書き足しはなし。末尾に「送信前に確認してください」として、8円のずれと、曜日を書いていない理由を付けた
Haiku 4.5・ただ頼んだだけ7 / 7納品予定日は1月25日(月)、変更の期限は1月20日(水)で、暦と一致。合計は「980,000円(税抜・消費税は別途)」。納品時間帯は「運送会社に確認中です。決まり次第、改めてご連絡いたします。」メール本文に書き足しはなし。先頭に「送信前に、下の注意点を確認してください」、末尾に8円のずれと「発注書(PO-0318)の金額を確認し、その結果を教えていただければ、メールの数字を確定させます」という、送る人への文を付けた
  • 金額・納品日・変更期限の取り違えは、4条件とも0件だった。合計は4条件とも「980,000円」に「税抜」と消費税が別途である旨が付き、税込と書いた文面はありませんでした。納品予定日は2027年1月25日、納品先は本社1階の総務部の受付、変更の期限は1月20日で、違いはありませんでした。
  • 曜日は、付けた8つがすべて暦どおりだった。Opus 5.5は2条件とも火・月・水の3つ、Haiku 4.5・ただ頼んだは月・水の2つを付け、Haiku 4.5・プロンプトありは付けませんでした。
  • 未定事項を確定のように書いた文面は、4条件とも0件だった。納品時間帯を決めず、運送会社に確認中で、決まり次第連絡するという形でした。
  • 書かないとした事柄に触れた文面は、0件だった。値引きと支払条件は書かない方針は、プロンプトなしの2条件でも守られました。
  • メモの数字どうしが合わないことに、4条件とも気づいた。メモの単価40,833円×24脚は979,992円で、合計の980,000円と8円ずれていました。これは当社がメモを作ったときの端数のずれで、正解表を作る時点では気づいておらず、採点の項目には入れていません。4条件とも、メール本文はメモの数字のまま書き、ずれは送る人向けの文で知らせました。数字を勝手に直した文面はありません。
  • 送る人向けの文が、4条件の回答すべてに付いた。本文の外に付いたので、そのままコピーして送ると取引先に届きます。コピーする範囲は、件名から署名までに絞ってください。
  • 4条件とも満点だったので、プロンプトの効果は測れていません。各1回の比較で、差が出たのは文面の形(曜日の有無、注意書きの書き方)だけでした。未定のことと触れない方針をはっきり書いたメモでの結果で、書かなかったメモでは試していません。
この検証の範囲:事務用チェアの受注確認という1つのメモで、各条件1回ずつの結果です。メモと正解は当社が作った架空のもので、暦は実際の2027年1月です。メモの単価と合計に8円のずれが残っていた点は上に書いたとおりです。同じ条件で繰り返すと結果が変わることがあり、精度を保証する数字ではありません。文面の自然さ・敬語は採点していません。ChatGPT・Gemini・Sonnetでは試していません。

受注確認メールのプロンプト(コピーして使えます)

上の検証で「プロンプトあり」に使ったものと同じです(検証では、このプロンプトの前に「ツールは一切使わず、次の依頼への回答だけを返してください。前置きや作業の説明は不要です。」の2文を添えています)。ルール1の「税抜」とルール2の期間は、自社の発注書の書き方と時期に合わせて書き換えてください。

次のメモをもとに、取引先に送る受注確認メールを作ってください。ルールは次の5つです。
1. 発注番号・日付・品名数量・金額・電話番号・社名・宛先・差出人は、メモの表記どおりに書く。金額は「税抜」の表記を落とさず、税込にしない。
2. 曜日は2027年1月の暦で確かめられたものだけを書く。確かめられなければ曜日は書かない。
3. 納品予定日・納品先と、納品日の変更を受け付ける期限は、メモのとおりに書く。メモに無い納品条件を足さない。
4. まだ決まっていないことは、決まっていないままにして「決まり次第連絡します」と伝える。時間帯を決めない。
5. メモで「書かない」とした事柄(値引き、支払条件)には触れない。メモに無い事実・約束・条件を足さない。

[ここにメモを貼り付け]

使うときのコツ

  • 書かない方針は、メモに書いておくと確かめやすい。値引きと支払条件は「このメールでは書かない」と書いたこの検証のメモでは、4条件とも触れませんでした。書かなかったメモでは試していません。
  • 未定のことは、メモに「未定」と書いておくと確かめやすい。この検証のメモには、納品時間帯を「まだ決まっていないこと」として書き、4条件とも未定のまま伝えました。
  • 発注書の数字は、発注書と見比べる。金額・納品日・数量は、メモが間違っていればAIも間違えます。この検証では、メモの数字どうしのずれに4条件とも気づきましたが、メモと発注書が一致しているかは、AIには分かりません。
  • 本文の外に付いた文を、送る前に取り除く。この検証では、4条件の回答すべてに送る人向けの文が付きました。
  • 社内の決まりを先に確かめる。受注確認を出すかどうか、承認の手順、送付先の窓口は、AIには分かりません。

よくある質問

受注確認メールには何を書けばよいですか?

発注番号、発注書を受け取った日、品名と数量、金額(税込か税抜かを添える)、納品予定日と納品先、納品日を変更できる期限、連絡先を書きます。数字は発注書と一字違わず合わせます。納品時間帯など未定のことは未定のままにして、決まり次第連絡すると伝えます。取引先との契約や社内の決まりがあるときは、その決まりが先です。

AIに受注確認メールを書かせると、金額や納品日を間違えますか?

当社の検証(各条件1回)では、Claude Opus 5.5・Haiku 4.5とも、金額・納品日・変更期限を取り違えた文面は、4条件で0件でした。付けた曜日8つもすべて暦どおりでした。ただし、メモに書いた数字をそのまま写す作業での結果で、メモの数字が発注書と違えば、メールも違います。送る前に、発注書と見比べてください。

このページについて
合同会社フューチャープロンプト(AIプロダクト開発・業務自動化/東京・渋谷)がまとめました。AIの検証は2026年10月14日に行いました。検証の作り方は検証・編集・AI利用方針をご覧ください。

受注確認メールの下書きと確認をAIで行う仕組みづくりのご相談

合同会社フューチャープロンプトは、社内のメモから受注確認メールを下書きし、金額や納品日、変更の期限、未定のこと、触れない方針が正しく扱われているかを確かめる手順まで含めた仕組みづくりをご一緒します。

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