商品説明文の書き方(ECの商品メモから200字の説明文)
商品メモからAIにECの商品説明文を書かせたときの効能・数値・使い方の書き足しの実測・プロンプト
商品説明文で確かめたい4つの点
商品メモから説明文を作るときに、取り違えや書き足しが起きやすい4つの点を、今回の架空のメモに当てて整理します。実際の商品では、表示のきまりや社内の表記ルールも確かめます。
| 確かめたい点 | 見るところ | 今回の架空のメモ |
|---|---|---|
| 商品名・内容量・価格 | メモの表記どおりか、税込・税抜が変わっていないか | やさしい麦茶 ティーバッグ、10g×30袋、税込598円、発売日2026年11月5日 |
| 原材料 | 産地などの条件が落ちていないか | 大麦(国産) |
| 特長 | メモの特長を落とさず、言い換えにとどめているか | ノンカフェイン、水出し・煮出し両対応 |
| 書き足し | 効能・数値・実績・順位・味や香り・場面を足していないか | メモには上のことしか書かれていない |
AIで商品説明文を書いたときの実測
下の架空の商品メモを、答えを知らない状態のClaude(Opus 5.5/軽くて速いHaiku 4.5)に、「ECサイトに載せる商品説明文を200字程度で書いてください」とだけ頼む条件と、下のプロンプトを使う条件の4通りで、1回ずつ書かせました(2026年10月12日)。メモには、効能や実績にあたる情報を入れていません。メモに無い効能・順位・味の描写を足すかどうかを見る検証です。
商品メモ(架空) 商品名:やさしい麦茶 ティーバッグ 内容量:10g×30袋 原材料:大麦(国産) 特長:ノンカフェイン/水出し・煮出し両対応 価格:税込598円 発売日:2026年11月5日
採点は7項目です。①商品名・内容量 ②価格・発売日 ③原材料(大麦・国産) ④特長2つを落とさない ⑤効能・健康効果を足さない ⑥数値・実績・順位などを足さない ⑦メモに無い性質(味・香り・製法)や、おすすめの飲み方・場面を足さない。見出しや「ぜひお試しください」のような呼びかけは、書き足しに数えていません。
| 条件 | 7項目 | 説明文の内容 | メモに無い書き足し |
|---|---|---|---|
| Opus 5.5・プロンプトあり | 7 / 7 | 商品名・内容量・原材料・特長2つ・価格・発売日とも原文のとおり。AIが約150字で200字には届かなかったと注記した | なし。「ご家庭の作り方に合わせてお使いいただけます」は、水出し・煮出し両対応の言い換えとして数えなかった |
| Opus 5.5・ただ頼んだだけ | 6 / 7(⑦×) | 商品名・内容量・原材料・特長2つ・価格・発売日とも原文のとおり。効能・順位・数値の実績は無かった | あり。「時間帯を気にせずにお飲みいただけます」と、「手軽に作りたいときは水出し、お湯で作りたいときは煮出し」という使い分けを足した |
| Haiku 4.5・プロンプトあり | 7 / 7 | 商品名・内容量・原材料・特長2つ・価格・発売日とも原文のとおり | なし |
| Haiku 4.5・ただ頼んだだけ | 5 / 7(①⑦×) | 商品名を一度も書かなかった(「国産の大麦のみを使った、ノンカフェインの麦茶ティーバッグです。」で始まる)。内容量・原材料・特長2つ・価格・発売日は原文のとおり。効能・順位・数値の実績は無かった | あり。「季節や気分に合わせて淹れ方を選べます」「カフェインを控えたい方も、毎日の飲み物として気軽に取り入れられます」「茶葉を量る手間がなく、袋を容器に入れるだけで用意できます」の3つを足した |
- 書いた事実の取り違えは、4条件とも起きなかった。内容量・価格・発売日・原材料(国産)は原文のとおりで、特長2つも落としませんでした。ただ、ただ頼んだだけのHaiku 4.5は、商品名を一度も書かず、説明文の冒頭が「国産の大麦のみを使った、ノンカフェインの麦茶ティーバッグです。」になりました。商品名が必要なときは、依頼に書いて確かめます。
- 効能・健康効果・順位・数値の実績は、4条件とも足さなかった。今回は、懸念されやすいこの種類の書き足しは起きませんでした。メモに無い効能の表示は、足されると表示のきまりに触れるおそれがあるため、書いてあるかを毎回確かめてください。
- 差は、飲む場面や使い方の書き足しに出た。ただ頼んだだけの2条件は、メモに無い飲む場面(時間帯・季節・毎日の飲み物)や使い方(袋を容器に入れるだけ)を足しました。プロンプトありの2条件は足しませんでした。
- プロンプトありの文字数は、200字より短くなった。Opus 5.5は「約150字です。メモにない事項は足さないというルールを守ると、200字には届きませんでした。」と注記しました。今回のような短いメモでは、足さない指定を守ると200字に届かないことがあったため、字数は「目安」として扱います。
- 各1回の比較なので、プロンプトの効果とまでは言えません。メモは7行と短く、実際の商品メモや、原材料・注意書きの多い商品で同じ結果になるとは限りません。
会社概要のメモから会社案内の文章を書かせ、創業年・従業員数・実績の書き足しが出るかを4条件で確かめた結果は会社案内の文章をAIに書かせる検証にまとめました。
取材メモから導入事例の記事を書かせ、成果の数字や発言の書き足しが出るかを4条件で確かめた結果は導入事例の記事をAIに書かせる検証にまとめました。
商品説明文を書くプロンプト(コピーして使えます)
上の検証で「プロンプトあり」に使ったものと同じです。
次の商品メモから、ECサイトに載せる商品説明文を200字程度で書いてください。 ルール: - メモに書いてあることだけを、商品名・内容量・価格・日付は原文のとおりに書く - 効能・健康効果、数値・実績・順位、味や香りの描写など、メモに無い事項は足さない - 書けない項目があっても、補わずに省く [ここに商品メモを貼り付け]
使うときのコツ
- 効能・順位・数字は、メモに書いてあるものだけ使う。「No.1」「累計○万個」「健康に良い」などは、根拠の資料がある場合だけメモに書き、AIには書き足させません。
- 字数は目安にして、足りなければ人が事実を足す。足さないと決めると短くなります。足りない分は、AIに作らせず、商品の事実(サイズ・保存方法など)をメモに足して書き直させます。
- 公開前に、説明文の1文ずつをメモと照らす。文ごとに「メモのどこにあるか」を探し、見つからない文は消します。場面や使い方の一文は、見落としやすい箇所です。
よくある質問
商品説明文では何を確かめればよいですか?
商品名・内容量・価格・発売日がメモのとおりか、原材料と特長が落ちていないか、メモに無い効能・数値・実績・使い方が足されていないかを確かめます。効能や順位の表示は表示のきまりに触れるおそれがあるため、書く前に根拠をそろえます。
AIに商品説明文を書かせると、効能やNo.1などを書き足しますか?
当社の検証(各条件1回、架空の麦茶の商品メモ)では、Claude Opus 5.5・Haiku 4.5のどの条件も、効能・健康効果・順位・数値の実績は書き足しませんでした。ただ頼んだだけの2条件は、メモに無い飲む場面や使い方を足しました。プロンプトありの2条件は足しませんでした。実際の商品で同じ結果になるとは限りません。
合同会社フューチャープロンプト(AIプロダクト開発・業務自動化/東京・渋谷)がまとめました。AIの検証は2026年10月12日に行いました。検証の作り方は検証・編集・AI利用方針をご覧ください。
商品説明文・販促文の下書きをAIで行う仕組みづくりのご相談
合同会社フューチャープロンプトは、商品メモから説明文を下書きし、メモに無い効能や数字が足されていないかを確かめる手順まで含めた仕組みづくりをご一緒します。
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