実測のまとめ

顛末書・始末書・事故報告書など5書類の違い

目的・提出先と、AIに書かせたときの書き足しを1枚の表で比較

結論(先に)5つの書類は、目的と相手が違います。顛末書は経緯・原因・対応の報告、始末書は過失を認めて謝罪と反省を示す文書、事故報告書は起きた事故の報告、ヒヤリハット報告書は事故に至らなかった出来事の報告、お詫びメールは相手に送る謝罪の連絡です。AIに書かせた3本の当社の検証(各条件1回)で、メモに無い原因の断定や未定の対策の確定が出たのは、顛末書のHaiku 4.5をただ頼んだ1回だけでした。始末書と事故報告書は、AIに書かせる実測をまだしていません。

5つの書類の使い分け

書類目的誰に出すかAIに書かせた実測
顛末書一般に、起きたことの経緯・原因・対応を報告する上司や会社など。書式や扱いは会社の規程による実測あり。Opus 5.5は2条件とも推測の原因や未決定の対策を確定に変えず、Haiku 4.5のただ頼んだ1回は原因を事実として書き、検討中の対策に「今後速やかに実装する予定」を足した
始末書一般に、自分の過失を認め、謝罪と反省を示す上司や会社など。就業規則で扱い(懲戒の手続きとの関係など)が決まっている会社がある実測していない
事故報告書実際に起きた事故の報告社内。労働者が死亡または休業した労働災害は、労働基準監督署長への報告が法令で決まっている実測していない
ヒヤリハット報告書けがや損害に至らなかった出来事の報告多くは社内(上司・安全担当)実測あり。役割の取り違えと原因の断定は4条件とも0件。プロンプトなしのHaikuだけが、メモに無い曜日と再発防止策の方向を書き足した
お詫びメール相手への謝罪と、起きたこと・対応・今後の連絡を伝える取引先・顧客など社外実測あり。未定の補償や再発防止策を約束した条件は0件。ただ頼んだ2条件は「補償を検討中」と伝える文を入れた

顛末書と始末書は法令で定められた書類ではなく、呼び方や使い分けは会社や場面によって違います。事故報告書とヒヤリハット報告書の違い、労働者死傷病報告の根拠は、ヒヤリハット報告書・事故報告書の違いと下書きにまとめています。

状況別に、どの書類から書くか

上の表の目的と宛先から、よくある状況を並べ直しました。会社に書式や規程がある場合は、そちらが優先です。

状況まず書く書類理由
ミスが起きて、経緯・原因・対応を上司に説明したい顛末書経緯・原因・対応を報告する書類のため
自分の過失を認めて、謝罪と反省を示すよう求められた始末書謝罪と反省を示す書類のため。扱いは就業規則など会社の定めによる
けがや物損が実際に起きた事故報告書起きた事故の報告のため。労働者が死亡または休業した労働災害は、労働基準監督署長への報告も決まっている
けがや損害には至らなかったが、ひやりとしたヒヤリハット報告書事故に至らなかった出来事の報告のため
取引先や顧客に、起きたことと今後の連絡を伝えたいお詫びメール社外への謝罪の連絡のため。社内向けの書類とは別に書く

1つの出来事で複数の書類が必要になることもあります。たとえば納品が遅れたときは、取引先へのお詫びメールと、社内向けの顛末書を別々に書く場合があります。宛先が違えば、書いてよい内容と書き方も変わるため、1つの文面を流用せず、宛先ごとにメモから書き分けます。

書類ごとに、AIに任せるときの注意

実測した3本で目立った書き足しは、メモに無い原因と対策の扱い、曜日、補償の言及でした。どの書類でも、「メモに無い事実・約束は足さない」「決まっていないことは『調査中』『未定』と書く」と依頼文に入れてから頼みます。詳しい実測は次の3本にあります。

この検証の範囲:1つのメモで、各条件1回ずつの結果です。メモと正解は当社が作った架空のものです。同じ条件で繰り返すと結果が変わることがあり、精度を保証する数字ではありません。ChatGPT・Gemini・Sonnetでは試していません。

よくある質問

顛末書と始末書は何が違いますか。

一般に、顛末書は起きたことの経緯・原因・対応を報告する文書、始末書は自分の過失を認めて謝罪と反省を示す文書です。法令で定められた書類ではなく、会社によって扱いが違うため、社内の規程を確かめてください。

事故報告書とヒヤリハット報告書は何が違いますか。

事故報告書は実際に起きた事故の報告、ヒヤリハット報告書はけがや損害に至らなかった出来事の報告です。労働者が死亡または休業した労働災害は、労働安全衛生規則第97条により、所轄の労働基準監督署長への報告が決まっています。

始末書や事故報告書もAIに任せられますか。

当社は、始末書と事故報告書をAIに書かせる実測をまだしていません。顛末書・ヒヤリハット報告書・お詫びメールの実測は、各条件1回の結果で、精度を保証するものではありません。

このページについて
合同会社フューチャープロンプト(AIプロダクト開発・業務自動化/東京・渋谷)がまとめました。AIの検証は2026年10月15日に行いました。検証の作り方は検証・編集・AI利用方針をご覧ください。

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