報告書の書き方

報告書の書き方とテンプレート

展示会の報告書をAIで下書きしたときの書き足しの実測・プロンプト

結論(先に)報告書は、結果を数字で書き、事実と所感・提案を分けると読みやすくなります。展示会のメモをAIに報告書にさせると、Opus 5.5は2条件ともメモに無いことを足しませんでしたが、Haiku 4.5は「名刺42枚」を「見込み客42社と接触」と言い換えるなど、2条件で計3か所の書き足しがありました。

報告書は、読む人が「何が起きて、何が決まっていないか」を判断するための文書です。メモからAIに下書きさせると速い一方で、もっともらしい結論や数字が足されると、報告の意味が変わります。このページでは、報告書の構成とテンプレートに加えて、AIに書かせたときの書き足しを確かめた結果を紹介します。

報告書に書くこと

項目書くこと
概要何をして、主な結果は何で、次に何をするかを3行以内で
実施内容日時、場所、参加者、目的
結果数字で。割合などを計算したら、計算式を添える
課題起きた問題の事実
所感・提案事実と分け、「(所感)」「(提案)」と付ける
今後の予定担当・やること・期限。決まっていないことは「未定」
費用今回かかった費用

報告書のテンプレート

件名:〇〇報告書(〇月〇日)

1. 概要(3行以内)
・何をしたか
・主な結果(数字)
・次にやること

2. 実施内容
・日時/場所/参加者/目的

3. 結果(数字)
・

4. 課題(事実)
・

5. 所感・提案(「(所感)」「(提案)」を付ける)
・

6. 今後の予定
| 担当 | やること | 期限 |
|  |  |  |
未定のもの:

7. 費用
・

AIで下書きしたときの実測

展示会のメモ(架空)を、答えを知らない状態のClaude(Opus 5.5/軽くて速いHaiku 4.5)に、「ただ頼む」「下のプロンプトを使う」の2通りで1回ずつ解かせ、正解表と照らし合わせました(2026年9月25日、当社の作業環境から実行)。

【展示会メモ(森)】
・展示会:オフィスDX展 2026(東京都内の展示会場)
・日程:10月7日〜9日の3日間。当社はブースを出展
・参加:営業部の森、川口
・目的:新サービス「かんたん受付」の見込み客探しと、競合の出展内容の確認
・名刺交換:42枚。うち、導入時期を具体的に聞かれた会社が3社(見込み度A)
・デモ:18回実施
・競合:A社が同じような受付サービスを出展していた。価格は公表していなかった
・トラブル:2日目の午後、デモ用ノートPCの電池が切れ、約30分デモができなかった
・費用:出展料は前年度に支払い済み。今回かかったのは2人分の交通費12,400円
・次にやること:見込み度Aの3社に、10月14日までにお礼のメールを送る(担当:森)
・見積もり:3社とも、見積もりを出すかどうか、いつ出すかは決まっていない
条件メモに無い書き足し気づいた点
Opus 5.5・プロンプトあり0見込み度Aの割合を「3社÷42枚×100≒7.1%」と計算式つきで書いた(名刺の枚数で割っているため、社数の割合としては厳密ではありません)。提案・所感に印を付け、見積もりは「未定」とした
Opus 5.5・ただ頼んだだけ0電池切れの対策を「提案」とし、「対策の内容は未決定」と明記した
Haiku 4.5・プロンプトあり2「名刺42枚」を「見込み客42社と接触」と言い換え、「次段階のフォローアップを進めています」を足した。割合は計算式つきで正しい
Haiku 4.5・ただ頼んだだけ1電池切れに「以後の実施に影響」を足した(メモは「約30分できなかった」だけ)。2日目を10月8日と正しく書いた
  • 数字そのものは、4条件とも正しかった。42枚、3社、18回、12,400円はどれも合っていました。
  • 書き足しは、数字の言い換えと、もっともらしい一文。「名刺42枚」と「42社と接触」は同じではありません(1社から複数枚もらうこともあります)。こうした言い換えは、数字だけを照合しても見つかりません。
  • 見積もりの予定を作った条件は無かった。「未定」とメモに書いたことは、4条件とも未定のまま残りました。
この検証の範囲:1つのサンプルで、各条件1回ずつの結果です。サンプルと正解は当社が作った架空のものです。同じ条件で繰り返すと結果が変わることがあり、精度を保証する数字ではありません。ChatGPT・Geminiでは試していません。

報告書のプロンプト(コピーして使えます)

上の検証で「プロンプトあり」に使ったものと同じです。

次のメモをもとに、上司に提出する報告書を作ってください。

構成:件名/概要(3行)/実施内容/結果(数字)/課題/今後の予定/費用

ルール:
- メモに無い数字・結論・予定は足さない
- 計算で出した数字(割合など)を書く場合は、計算式を添える
- 決まっていないことは「未定」と書く
- 事実と、所感・提案を分けて書き、所感・提案には「(所感)」「(提案)」と付ける

[ここにメモを貼り付け]

使うときのコツ

  • 決まっていないことをメモに書いておく。「未定」と書いてあれば、AIもそのまま未定と書きます。
  • 数字の単位の言い換えを見る。「枚」が「社」に、「回」が「人」に変わっていないかを確かめます。

よくある質問

報告書には何を書けばよいですか?

概要、実施内容(日時・場所・参加者・目的)、結果(数字)、課題、今後の予定(担当・期限)、費用を書きます。事実と所感・提案を分けて書くと、読む人が判断しやすくなります。

AIに報告書を書かせると、事実を盛りますか?

当社の検証では、Claude Opus 5.5は2条件ともメモに無い数字や結論を足しませんでした。Haiku 4.5は、名刺42枚を「見込み客42社と接触」と言い換えたり、メモに無い「以後の実施に影響」を書き足したりしました。

このページについて
合同会社フューチャープロンプト(AIプロダクト開発・業務自動化/東京・渋谷)がまとめました。AIの検証は2026年9月25日に行いました。会社の詳細はトップページをご覧ください。

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