雇用保険被保険者証・源泉徴収票の再発行依頼メール
書き方と例文、AIで下書きしたときの書類・日付・住所の取り違えと書き足しの実測・プロンプト
再発行を頼むメールに書く項目
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 宛先・依頼者 | 会社名、部署、担当者名。依頼者は元の所属、氏名、社員番号、退職日 |
| 依頼する書類 | 書類の名前と対象の年分。別に頼む書類(離職票など)が混ざらないようにする |
| 理由 | 提出先で求められているが手元に見当たらない、など一言 |
| 日付 | 受け取りたい日と、提出先への期限は別の日として書く |
| 送付先・形式 | 住所、郵送か、紙か、何部か。手数料や返信用封筒は、必要か尋ねる |
この表は、メモに何があるかを整理するための当社の作りで、制度上の決まりではありません。雇用保険被保険者証は、会社に頼まなくても、本人がハローワークの窓口に再交付を申請する方法もあります(ハローワーク名古屋南の案内、2026年10月15日確認。持ち物や受付時間は管轄のハローワークで確かめてください)。源泉徴収票の再発行の扱いは、この記事では確かめていません。
書類の記載を読み取らせる実測は、雇用保険被保険者証の見方と記載項目と、離職票-2の見方と確認する項目にあります。
AIで再発行依頼メールを書かせたときの実測
要点メモ(架空)を、答えを知らない状態のClaude(Opus 5.5/軽くて速いHaiku 4.5)に、「次のメモをもとに、雇用保険被保険者証と源泉徴収票の再発行をお願いする、退職した本人から前の会社の総務部へのメールの文面を作ってください。」とだけ頼む条件と、下のプロンプトを使う条件の4通りで、1回ずつ書かせました(2026年10月15日)。メモには、別に頼むので書かない離職票と退職証明書、書かない転職先の会社名、受け取り希望日と提出期限の2つの日付、手数料や返信用封筒の要否は分からないという注記を入れています。
【メモ(元・経理部 西村)】 ・書類:雇用保険被保険者証と源泉徴収票の再発行依頼メール。退職した本人から、前の会社の総務部へ送る ・宛先:株式会社みどり電機 総務部 大橋さん ・依頼者:元・経理部 西村 拓也(社員番号 M-30571)。2026年9月30日付で退職 ・依頼日:2026年10月20日(火) ・再発行してほしい書類:(1) 雇用保険被保険者証 (2) 2026年分の源泉徴収票(退職日までの給与分)。離職票と退職証明書は別に頼むので、このメールには書かない ・理由:転職先の入社手続きで提出を求められているが、退職時に受け取った書類の中に見当たらない ・受け取りの希望:11月6日(金)までに欲しい。転職先への提出期限は11月13日(金) ・送付先:自宅(神奈川県横浜市港北区日吉2-4-6 コーポ日吉305)へ郵送してほしい。形式は紙で各1部 ・手数料や返信用封筒の要否は分からない(断定せず、必要なら教えてほしい、とだけ書く) ・転職先の会社名は、メールには書かない
採点は7項目です。①宛先・依頼者・社員番号・退職日 ②依頼する書類が2つで離職票を入れない ③理由を変えず転職先名を書かない ④紙で各1部 ⑤受け取り希望日と提出期限を取り違えない ⑥送付先の住所を一字違わず ⑦メモに無い事柄を足さない。正解表は、回答を取る前に作ってコミットしました。
| 条件 | 7項目 | 再発行依頼メールの取り違えと書き足し | メモに無い書き足し |
|---|---|---|---|
| Opus 5.5・プロンプトあり | 7 / 7 | 2つの書類、理由、受け取り希望の11月6日(金)と提出期限の11月13日(金)を別々に書いた。離職票・転職先名は書かなかった。郵便番号は(郵便番号)の空欄 | なし |
| Haiku 4.5・プロンプトあり | 7 / 7 | 書類、日付、住所、手数料は尋ねるだけ、のすべてがメモのとおり | なし |
| Opus 5.5・ただ頼んだだけ | 7 / 7 | 書類、日付、住所とも合っていた。郵便番号・電話番号・メールアドレスは空欄にして、送る前に書き入れるよう注記した | なし |
| Haiku 4.5・ただ頼んだだけ | 5 / 7 | 書類と日付は合っていた | あり。メモに無い郵便番号「222-0001」を住所に書き足した(送付先と書き足しの2項目が×)。必要なものは「こちらで用意いたします」と約束した |
- 依頼する書類・理由・日付・番地以下の住所は、4条件とも取り違えなかった。離職票や退職証明書を依頼に入れた回答も、転職先の会社名を書いた回答も0件で、受け取り希望日と提出期限(11月6日と11月13日)の取り違えも曜日の誤りも0件でした。
- ただ頼んだHaiku 4.5は、メモに無い郵便番号を住所に書き足した。住所に「222-0001」という郵便番号を付けましたが、メモにはありません。メモに無い数字なので、送る前に正しい郵便番号か確かめる必要があります。同じ回答は、手数料を「郵送にかかる費用」と言い換え、必要なものは「こちらで用意いたします」と、メモに無い約束もしました。
- ただ頼んだOpus 5.5は、メモに無い郵便番号を空欄のまま残し、送る前に書き入れるよう注記した。書き足しにならず、満点でした。
- プロンプトありの2条件は、書き足しがなかった。手数料や返信用封筒は、必要なら教えてほしいと尋ねるだけでした。
- 送る前に読み直す箇所は、住所と日付。メモに無い数字が入っていないか、受け取りたい日と提出期限が別々に書かれているかを見ます。
再発行依頼メールを書かせるプロンプト(コピーして使えます)
上の検証で「プロンプトあり」に使ったものと同じです(検証では、このプロンプトの前に「ツールは一切使わず、次の依頼への回答だけを返してください。前置きや作業の説明は不要です。」の2文を添えています)。
次のメモをもとに、雇用保険被保険者証と源泉徴収票の再発行をお願いする、退職した本人から前の会社の総務部へのメールの文面を作ってください。次のルールを守ってください。 1. 宛先・依頼者・社員番号・日付・送付先は、メモのとおりに書く。 2. 依頼する書類は、メモにある2つだけを書く。「このメールには書かない」とある書類や、転職先の会社名は書かない。 3. 受け取りの希望日と、転職先への提出期限は、別々に書く。曜日は暦で確かめる。 4. メモに無い事情・手数料の金額・発行日数の約束・制度の説明は書き足さない。 5. 手数料や返信用封筒は、必要なら教えてほしいと尋ねるだけにする。 [ここにメモを貼り付け]
使うときのコツ
- 依頼する書類を、メモで限る。別に頼む書類を「このメールには書かない」と書いておくと、4条件とも混ざりませんでした。
- 2つの日付を、別々に書かせる。受け取りたい日と、提出先への期限を分けて書かせました。この検証では、ルールのない条件も取り違えず、ルールの有無による差は出ていません。
- メモに無い数字を足させない。この検証で住所に郵便番号が足されたのは、ルールを付けなかった条件です。
- 手数料は尋ねるだけにする。金額や約束を、AIに書かせません。
再発行の依頼と並んで、休職から戻る人は会社への連絡も要ります。休職・復職の連絡メールの書き方も確かめてください。前の手続きは退職金の源泉徴収税額の計算です。再発行された源泉徴収票の欄の見方は源泉徴収票の見方とAIでの読み取り精度検証にあります。この記事は、依頼メールの書き方だけを扱います。
よくある質問
再発行を頼むメールには何を書けばよいですか?
宛先と依頼者(元の所属、氏名、社員番号、退職日)、依頼する書類の名前と対象の年分、理由、受け取りたい日と提出先への期限、送付先と形式を書きます。手数料や返信用封筒は、必要か尋ねる書き方にします。
AIに再発行依頼メールを書かせると、間違えますか?
当社の検証(架空のメモ、各条件1回)では、Claude Opus 5.5・Haiku 4.5とも、依頼する書類、理由、受け取り希望日と提出期限、番地以下の住所は取り違えませんでした。ただ頼んだHaiku 4.5は、メモに無い郵便番号を書き足し、プロンプトで頼んだ2条件は書き足しがありませんでした。
合同会社フューチャープロンプト(AIプロダクト開発・業務自動化/東京・渋谷)がまとめました。AIの検証は2026年10月15日に行いました。検証の作り方は検証・編集・AI利用方針をご覧ください。
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