請求書送付メールの書き方と例文
請求書の送付をAIで下書きしたときの請求金額・支払期限・振込先の実測・プロンプト
請求書の送付メールに書くこと
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 請求書の特定 | 請求番号、発行日、何の請求か(品名・数量、検収日など)。添付の形式(PDFなど)も書く |
| 請求金額 | 税込か税抜かを必ず添える。内訳(税抜額と消費税額)を書くなら、請求書と同じ数字にする |
| 支払期限 | 請求書と同じ日付。曜日を添えるなら暦で確かめる |
| 振込先 | 金融機関名・支店名・預金の種類・口座番号・口座名義を、請求書と一字違わず書く |
| 振込手数料 | どちらが負担するかを書く。取引先との取り決めがあるなら、それに合わせる |
| まだ決まっていないこと | 原本の郵送の有無など未定のものは、未定のままにして、決まり次第連絡すると書く |
| 書かないこと | 前回分の入金状況の確認、遅延した場合の取り決めなどは、別の連絡で伝える方針ならこのメールに混ぜない |
| 連絡先 | 会社名・部署・担当・電話番号・受付時間を一字違わず書く |
請求書そのものに必要な記載事項は、メールの書き方ではなく請求書の側の話なので、ここでは扱いません。取引先との契約や社内の経理の決まりで、送付の方法や記載事項が決まっている場合は、その決まりが先です。
請求書送付メールの例文
件名:請求書送付のご案内(請求番号 〇〇) 〇〇株式会社 〇〇部 〇〇様 いつもお世話になっております。 〇〇株式会社 〇〇部の〇〇です。 〇年〇月〇日に検収いただいた〇〇(品名・数量)の請求書を、PDFでお送りします。 ■請求番号:〇〇 ■発行日:〇年〇月〇日 ■請求金額:〇〇円(税込) ■お支払期限:〇年〇月〇日 ■お振込先:〇〇銀行 〇〇支店 普通 〇〇〇〇〇〇〇 〇〇 振込手数料は、〇〇様のご負担でお願いいたします。 〇〇については、まだ決まっていません。決まり次第ご連絡いたします。 ご不明な点は、下記までお問い合わせください。 〇〇株式会社 〇〇部 〇〇 電話 〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇(〇〇〜〇〇時)
AIで請求書送付メールを下書きしたときの実測
家具を売る会社の経理課のメモ(架空)を、答えを知らない状態のClaude(Opus 5.5/軽くて速いHaiku 4.5)に、「次のメモをもとに、取引先に送る請求書の送付メールを作ってください。」とだけ頼む条件と、下の請求書送付メールのプロンプトを使う条件の4通りで、1回ずつ送付メールにさせました(2026年10月13日)。メモには、請求番号・発行日、税込の請求金額と内訳、支払期限、振込先、振込手数料の負担先、請求書の原本の郵送が未定であること、前回分の入金状況と遅延した場合の取り決めは書かない方針、連絡先を入れています。曜日はメモに書いていません。
【メモ(経理課・井上)】 ・送り先:取引先(法人)の担当者 株式会社あおば商事 総務部 松本様に、請求書の送付メールを送る ・請求書:請求番号 INV-2027-0042、発行日 2027年1月29日、PDFをメールに添付する ・対象:事務用チェア OC-300 24脚(2027年1月25日に検収済み) ・請求金額:1,078,000円(税込。内訳は税抜980,000円と消費税98,000円) ・支払期限:2027年2月26日 ・振込先:みなと信用金庫 本店営業部 普通 1234567 カ)ハルノショウカイ ・振込手数料:貴社(あおば商事)のご負担でお願いしたい ・まだ決まっていないこと:請求書の原本を郵送するかどうか(経理課長が確認中、決まり次第伝える) ・前回(2026年12月分)の請求の入金状況は、このメールでは書かない ・遅延した場合の取り決めは、このメールでは書かない ・問い合わせ:06-5550-0199(経理課 井上)平日9時から17時30分 ・差出人:株式会社ハルノ商会 経理課 井上
採点は7項目です。①請求番号・発行日・品名と数量がメモどおりで、PDF添付の旨がある ②請求金額が1,078,000円(税込)で、内訳を書く場合も税抜980,000円・消費税98,000円と一致 ③支払期限が2027年2月26日。曜日を付けた場合は金曜と一致(付けなければ○)。検収日を書く場合は2027年1月25日と一致 ④振込先が一字違わず、振込手数料は先方負担 ⑤請求書の原本の郵送を、するともしないとも決めず、未定のまま伝えている ⑥前回分の入金状況と、遅延した場合の取り決めに触れない ⑦宛名・電話番号・受付時間・差出人がメモどおりで、メモに無い事実・約束・条件を足さない。件名・定型のあいさつ・署名欄の部署名は、書き足しに数えていません。
| 条件 | 7項目 | 金額・支払期限・振込先・未定事項の書き方 | メモに無い書き足し |
|---|---|---|---|
| Opus 5.5・プロンプトあり | 7 / 7 | 検収日は2027年1月25日(月)、発行日は2027年1月29日(金)、支払期限は2027年2月26日(金)で、暦と一致。金額は「1,078,000円(税込)」と内訳。振込先は「みなと信用金庫 本店営業部 普通 1234567 カ)ハルノショウカイ」。原本の郵送は「現在確認しております。決まり次第ご連絡します。」 | なし。前回分・遅延にも触れなかった |
| Opus 5.5・ただ頼んだだけ | 7 / 7 | 曜日は付けなかった。金額は「1,078,000円(税込)」と内訳、支払期限は2027年2月26日。振込先は「普通預金 1234567」「口座名義:カ)ハルノショウカイ」と項目名を足して書いた。原本の郵送は「現在社内で確認しております。決まりましたら改めてご連絡いたします。」 | なし。前回分・遅延にも触れなかった |
| Haiku 4.5・プロンプトあり | 7 / 7 | 曜日は付けなかった。金額は「1,078,000円(税込)」と内訳、支払期限は2027年2月26日。振込先は3行に分けて書いた。原本の郵送は「経理課長が確認しております。決まり次第、改めてご連絡いたします。」 | なし。前回分・遅延にも触れなかった |
| Haiku 4.5・ただ頼んだだけ | 7 / 7 | 曜日は付けなかった。金額は「1,078,000円(税込)」と内訳、支払期限は2027年2月26日。振込先は「口座名義:カ)ハルノショウカイ」。原本の郵送は「現在経理課長が確認しております。決まり次第あらためてご連絡いたします。」 | なし。ただし、末尾に「(注)口座名義は、メモに記載の「カ)ハルノショウカイ」をそのまま記載しています。送付前に、銀行に登録されている名義と一致するかご確認ください。」という送る人向けの注意書きを付けた。そのまま送ると取引先に届く |
- 金額・支払期限・振込先の取り違えは、4条件とも0件だった。請求金額は4条件とも「1,078,000円(税込)」で、税込の表記を落とした文面はありませんでした。内訳の税抜980,000円・消費税98,000円も、メモのとおりです。支払期限は2027年2月26日、振込先の口座名義は「カ)ハルノショウカイ」で、一字違いはありませんでした。
- 振込手数料の負担は、4条件ともメモのとおりに書いた。言い回しは違っても、4条件とも先方(貴社)の負担と書いていました。逆にした文面や、書き落とした文面は0件です。
- 未定事項を確定のように書いた文面は、4条件とも0件だった。請求書の原本を郵送するともしないとも書かず、確認中で、決まり次第連絡するという形でした。
- 書かないとした事柄に触れた文面は、0件だった。メモに「前回(2026年12月分)の請求の入金状況」「遅延した場合の取り決め」は書かないと書いた方針は、プロンプトなしの2条件でも守られました。
- 曜日は、付けた3つがすべて暦どおりだった。Opus 5.5・プロンプトありだけが、検収日2027年1月25日(月)、発行日2027年1月29日(金)、支払期限2027年2月26日(金)を付けました。ほかの3条件は曜日を付けていません。
- 送る前に読み直す箇所が残った。Haiku 4.5・ただ頼んだの末尾の注意書きのように、送る人向けの文がメール本文に混ざることがあります。件名と本文のほか、末尾に取引先に見せない文が付いていないかを見ます。
- 4条件とも満点だったので、プロンプトの効果は測れていません。各1回の比較で、差が出たのは文面の形(項目名の足し方、曜日の有無、注意書きの有無)だけでした。メモに書かない方針や未定のことを明記したメモでの結果で、書かなかったメモでは試していません。
請求書送付メールのプロンプト(コピーして使えます)
上の検証で「プロンプトあり」に使ったものと同じです(検証では、このプロンプトの前に「ツールは一切使わず、次の依頼への回答だけを返してください。前置きや作業の説明は不要です。」の2文を添えています)。ルール2の期間は、自社の請求の時期に合わせて書き換えてください。
次のメモをもとに、取引先に送る請求書の送付メールを作ってください。ルールは次の5つです。 1. 請求番号・日付・請求金額・振込先・電話番号・社名・宛先・差出人は、メモの表記どおりに書く。請求金額は「税込」の表記を落とさない。 2. 曜日は2027年1月〜2月の暦で確かめられたものだけを書く。確かめられなければ曜日は書かない。 3. 支払期限と振込手数料の負担先は、メモのとおりに書く。期限の延長や分割など、メモに無い支払条件を足さない。 4. まだ決まっていないことは、決まっていないままにして「決まり次第連絡します」と伝える。郵送するともしないとも決めない。 5. メモで「書かない」とした事柄(前回分の入金状況、遅延した場合の取り決め)には触れない。メモに無い事実・約束・条件を足さない。 [ここにメモを貼り付け]
使うときのコツ
- 書かない方針は、メモに書いておくと確かめやすい。前回分の入金状況と遅延した場合の取り決めは「このメールでは書かない」と書いたこの検証のメモでは、4条件とも触れませんでした。書かなかったメモでは試していません。
- 未定のことは、メモに「未定」と書いておくと確かめやすい。この検証のメモには、原本の郵送を「まだ決まっていないこと」として書き、4条件とも未定のまま伝えました。
- 請求書の数字は、請求書と見比べる。金額・支払期限・口座番号は、メモが間違っていればAIも間違えます。メモと請求書が一致しているかは、AIには分かりません。
- 末尾に送る人向けの文が付いていないか見る。この検証では、1条件で、取引先に見せない注意書きが末尾に付きました。
- 社内の経理の決まりを先に確かめる。送付の方法(メール添付か郵送か)、承認の手順、送付先の窓口は、AIには分かりません。
よくある質問
請求書の送付メールには何を書けばよいですか?
請求番号、発行日、何の請求か、請求金額(税込か税抜かを添える)、支払期限、振込先、振込手数料の負担先、連絡先を書きます。数字は請求書と一字違わず合わせます。未定のことは未定のままにして、決まり次第連絡すると伝えます。社内の経理の決まりや取引先との取り決めがあるときは、その決まりが先です。
AIに請求書の送付メールを書かせると、金額や支払期限を間違えますか?
当社の検証(各条件1回)では、Claude Opus 5.5・Haiku 4.5とも、請求金額・支払期限・振込先を取り違えた文面は、4条件で0件でした。ただし、メモに書いた数字をそのまま写す作業での結果で、メモの数字が請求書と違えば、メールも違います。送る前に、請求書と見比べてください。
合同会社フューチャープロンプト(AIプロダクト開発・業務自動化/東京・渋谷)がまとめました。AIの検証は2026年10月13日に行いました。検証の作り方は検証・編集・AI利用方針をご覧ください。
請求書の送付メールの下書きと確認をAIで行う仕組みづくりのご相談
合同会社フューチャープロンプトは、社内のメモから送付メールを下書きし、請求金額や支払期限、振込先、未定のこと、触れない方針が正しく扱われているかを確かめる手順まで含めた仕組みづくりをご一緒します。
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