実測のまとめ

取引の流れ順のメール一覧

見積依頼から督促状、支払いの延長のお願いまで10場面の、AIで下書きしたときの実測結果と記事へのリンク

結論(先に)見積依頼、見積書の送付、値引き依頼、受注確認、納期変更、請求書の送付、入金確認、催促、督促状、支払いの分割・延長のお願いの10場面をAIに下書きさせた当社の検証(各条件1回・架空のメモ)では、取り違えの種類は場面で違いました。見積依頼と見積書の送付ではメモに無い頼みや一言の書き足し、納期変更では返答期限の曜日、催促では社内だけの日付が出ました。支払いの分割・延長のお願いでは、支払う側と請求した側の取り違えと、返事の希望日の「までに」の脱落が出ました。値引き依頼、受注確認、請求書の送付、入金確認では、金額・日付の取り違えも書き足しも出ませんでした。送る人向けの注意書きが回答に付いた数は、メモの数字にずれのあった受注確認で4条件すべて、請求書の送付と値引き依頼で各1条件、ほかの7場面の28回答では0で、場面によって大きく違いました。

このページは、当社が行った業務メールの検証の記事を、取引の流れ(見積の依頼から督促まで)の順に並べた一覧です。各行に、4条件の点数と、AIが取り違えた・足した事実の種類を載せました。点数と結果は各記事の結果表からの転記です。加えて、10場面の回答の原文を読み直して数えた、回答に付いた送る人向けの注意書きの数を載せました(下の2つ目の表)。

取引の段階ごとの実測の結果(10場面)

点数は4つの条件を、次の順に並べています。1つ目はOpus 5.5でプロンプトあり、2つ目はOpus 5.5でただ頼んだ場合、3つ目はHaiku 4.5でプロンプトあり、4つ目はHaiku 4.5でただ頼んだ場合です。採点の項目は記事ごとに違うため、点数は場面どうしで比べず、各記事の中での目安として見てください。

取引の段階記事点数(4条件の順)AIが取り違えた・足した事実の種類
1 見積を頼む見積依頼メール6/7・6/7・7/7・6/7未定事項を確定のように書いた文面、他社や値引きに触れた文面は0件。外した3条件は、メモに無い、見積書に書いてほしい項目の頼みを足した
2 見積書を送る見積書の送付メール7/7・6/7・7/7・6/7金額・納期・有効期限は4条件とも崩れず、値引きに触れた文面は0件。外した2条件は、メモに無い「ご相談いただき」と支払いの日付の例を足した
3 値引きを頼む値引き依頼メール7/7・7/7・7/7・7/7現在の額とお願いしたい額、数量・納期の条件、返事の希望日(付けた曜日2つ)は4条件とも崩れず、取引の継続の約束や他社の見積の書き足しは0件
4 受注を確認する受注確認メール7/7・7/7・7/7・7/7金額・納品日・変更期限・付けた曜日8つは4条件とも崩れず、書き足しは0件。メモの単価×数量が合計と8円ずれていたことを、4条件とも送る人向けの文で知らせた
5 納期を変える納期変更の依頼メール8/8・8/8・8/8・7/8(8項目)Haiku 4.5(ただ頼んだ)は、返答期限を「10月14日(月)」と書いたが、実際は水曜日だった
6 請求書を送る請求書送付メール7/7・7/7・7/7・7/7請求金額・支払期限・振込先は4条件とも崩れず、書かないとした事柄に触れた文面は0件。Haiku 4.5(ただ頼んだ)が、口座名義の確認を促す注意書きを末尾に付けた
7 入金を確認する入金確認・お礼メール7/7・7/7・7/7・7/7請求書の情報・入金額と差額の扱い・日付・領収書は4条件とも崩れず、書き足しは0件
8 入金が無いとき(催促)催促メール7/7・7/7・7/7・5/7Haiku 4.5(ただ頼んだ)は、社内だけの日付(10月10日)を相手への期限にした
9 催促しても無いとき(督促状)督促状7/7・7/7・5/7・6/7遅延損害金・法的な手続き・口座番号は4条件とも書かれず、Haiku 4.5は2条件とも日付の扱いで点を落とした
10 支払いを延ばしてもらう(支払う側)支払期日の延長・分割払いのお願いメール7/7・7/7・6/7・6/73回の日付と金額、もとの期日は4条件とも崩れず、理由・遅延損害金・今後の約束の書き足しは0件。Haiku 4.5(ただ頼んだ)は支払う側と請求した側を取り違え、Haiku 4.5(プロンプトあり)は返事の希望日の「までに」を落とした

段階の番号は、このページで取引の流れを並べるために付けたもので、取引先との契約や社内の決まりの順序ではありません。

段階によって違った、AIが取り違えた事実の種類

  • メモに無い頼みや一言を足した:見積依頼では、外した3条件が、見積書に書いてほしい項目や納品が難しい場合の時期を先方に頼みました。見積書の送付では、2条件が、先方から相談を受けたという一言と、支払いの日付の例を足しました。
  • 曜日を付けて間違えた:納期変更の依頼メールで、Haiku 4.5(ただ頼んだ1回)が返答期限を「10月14日(月)」と書きました。実際は水曜日でした。見積依頼で付けた曜日6つは、すべて暦と一致しました。
  • 支払う側と請求した側を取り違えた・「までに」を落とした:支払いの延長・分割のお願いで、Haiku 4.5(ただ頼んだ1回)が「ご請求いたしました」「お支払いいただけますでしょうか」と書き、Haiku 4.5(プロンプトあり1回)が返事の希望日を「10月23日(金)に」と書きました。日程と金額は4条件とも崩れませんでした。
  • 社内だけの日付を相手に出した:催促メールで、Haiku 4.5(ただ頼んだ1回)が、先方には伝えない社内の日付(10月10日)を相手への期限にしました。
  • 崩れが出なかった:値引き依頼では現在の額とお願いしたい額・数量と納期の条件・返事の希望日、受注確認では金額・納品日・変更期限、請求書の送付では請求金額・支払期限・振込先、入金確認では請求書の情報・入金額と差額・日付・領収書が、4条件とも崩れませんでした。この4場面は、プロンプトの有無で点数に差が出ていません。
  • メモの数字のずれを、本文の外で知らせた:受注確認で、メモの単価×数量と合計が8円ずれていたことを、4条件とも本文の外の注意書きで知らせました。本文の数字を勝手に直した回答はありません。

取り違えが出る場所は、メモに日付があるか、触れない方針があるか、社内だけの情報があるかで変わりました。日付の順に並べたものは業務メールを出す時期の一覧、事実の種類別に並べたものはメール文面の実測でAIが落とした・崩した事実の種類別の早見表にあります。

10場面の回答(各4条件、計40回答)の原文を読み直し、メール本文とは別に、送る人に向けた注意書きや確認依頼が付いたかを数えました。

取引の段階送る人向けの文が付いた回答付いた文の中身
4 受注を確認する4 / 4単価×数量が合計と8円ずれていることの指摘(4条件とも)。曜日を確かめた旨や、書かなかった理由も付いた
3 値引きを頼む1 / 4Haiku 4.5(ただ頼んだ)の、今後の発注に触れていないこと、10月23日を希望日として書いたことの説明
6 請求書を送る1 / 4Haiku 4.5(ただ頼んだ)の、口座名義が銀行の登録と一致するかの確認の依頼
1・2・5・7・8・9・10(ほか7場面)0 / 28—

受注確認のメモに8円のずれがあったのは、当社がメモを作ったときの端数のずれで、意図したものではありません。4条件とも、メール本文はメモの数字のまま書き、ずれは本文の外で知らせました。注意書きはコピーして送ると取引先に届くため、本文の範囲だけを使ってください。数えたのは本文の外に付いた文の有無で、注意の内容が正しいかは採点していません。

このまとめの範囲:どの検証も、架空のメモ1つで各条件1回ずつの結果です。メモと正解は当社が作りました。ChatGPT・Gemini・Sonnetでは試していません。取り違えの種類は、場面ごとのメモの内容に左右されるため、場面の優劣を示すものではありません。

よくある質問

取引の流れで、メールを出す順番は決まっていますか?

このページの順番は、当社が検証の記事を見積から督促まで並べたもので、取引の正しい順序を示すものではありません。実際の流れは、取引先との契約や社内の決まりで決めてください。

取引のメールをAIに書かせると、どんな取り違えが出ましたか?

当社の検証(各条件1回)では、見積依頼と見積書の送付でメモに無い頼みや一言の書き足し、納期変更で返答期限の曜日の誤り、催促で社内だけの日付の流用、支払いの分割・延長のお願いで支払う側と請求した側の取り違えが出ました。値引き依頼、受注確認、請求書の送付、入金確認では出ませんでした。送る前に、メモと見比べて確かめてください。

このページについて
合同会社フューチャープロンプト(AIプロダクト開発・業務自動化/東京・渋谷)がまとめました。各記事のAIの検証は、それぞれの記事に書いた日に行いました。検証の作り方は検証・編集・AI利用方針をご覧ください。

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