Claudeの使い方

ClaudeのOpusとHaikuの使い分け

業務書類6種を同じ条件で比べた結果・業務での使い方

結論(先に)画像の文字起こしと表記ゆれのチェックは、Opus 5.5とHaiku 4.5の差が大きく、Opusを選ぶ場面でした。議事録は、ToDoは両方ほぼ正しく、見込みの書き分けで差が出ました。誤字脱字のチェックは差が小さい結果でした。名寄せとアンケートの分類は、プロンプトを付けるとHaikuの結果が大きく良くなりましたが、残る誤りもありました。

Claudeには、大きく精度の高いモデルと、軽くて速いモデルがあります。業務で使うとき、どの作業ならどちらで足りるのか。当社は6種の業務書類を、答えを知らない状態のClaude Opus 5.5とClaude Haiku 4.5に、「ただ頼む」「ルールを書いたプロンプトで頼む」の2通りで解かせ、正解と照らし合わせました(2026年9月25日)。

6種の比較(各条件1回)

業務Opus 5.5Haiku 4.5差
画像の文字起こし2条件とも型番まで正しく、9pxの注記も一字違わず2条件とも型番の2〜3文字を読み違え、注記の一部を画像に無い文に置き換えた大きい
表記ゆれのチェック10組中10組(プロンプトありで誤指摘0)10組中4〜6組大きい
議事録ToDo 5件とも正しく、見込みを書き分けたToDo 5件ほぼ正しいが、2条件とも見込みを「予定」に言い換えた中くらい
名寄せ(30件)誤った統合0(ただ頼むと慎重すぎて8組中2組しかまとめず)ただ頼むと誤った統合5、プロンプトありで1プロンプトで縮まる
アンケートの分類(20件)混ざった意見4件を2条件とも分けた。皮肉2件も不満と読んだただ頼むと4件中1件、プロンプトありで4件すべて分けたプロンプトで縮まる
誤字脱字のチェック(10か所)一覧に9か所(一覧に無い「っ」の脱字も、全文では直した)8〜9か所小さい

業務ごとの使い分けの目安

  • Opusを選ぶ業務:画像からの文字起こし、表記ゆれのチェック。議事録も見込みを正しく残したいならOpus。Haikuは、読めない文字を作文する、見込みを確定したように書く、といった気づきにくい誤りを出しました。
  • プロンプト次第でHaikuでも回る業務:名寄せ、アンケートの分類。「保留」「話題ごとに分ける」をプロンプトに書くと、Haikuの誤りが大きく減りました。ただし名寄せでは、ルールに無い同名別社を統合する誤りが1件残りました。アンケートでは、皮肉の扱いはプロンプトを付けたHaikuの方が悪く、⑯の「素晴らしい研修でした」をほめ言葉として数えました。
  • 差が小さかった業務:ToDoの抜き出し、誤字脱字のチェック。どちらのモデルもおおむね正しく、プロンプトでも結果はほとんど変わりませんでした。

Opusでも気をつけること

  • 正しく読めても、断定した出力は確かめようがない。画像の文字起こしで、ただ頼んだOpus 5.5は正しく読みましたが候補を付けなかったため、もし誤っていても気づく手がかりがありません。
  • 慎重すぎて、まとめきれないことがある。名寄せでただ頼んだOpus 5.5は、前株・後株やカタカナ表記の違いも「要確認」に回し、8組中2組しかまとめませんでした。何を同じとみなすかをプロンプトで決めると、7組をまとめました。
  • 一覧に出さずに直すことがある。誤字脱字では、小さい「っ」の脱字を誤りの一覧に挙げず、全文の中でだけ直していました。
このページの範囲:6種の検証は、いずれも当社が作った架空のサンプルで、各条件1回の結果です。同じ条件で繰り返すと結果が変わることがあります。比べたのはClaude Opus 5.5とClaude Haiku 4.5だけで、Sonnetなど他のモデルや、ChatGPT・Geminiでは試していません。料金や利用上限は、Anthropicの公式情報で確かめてください。

よくある質問

ClaudeのOpusとHaikuはどう使い分ければよいですか?

当社の6種の検証では、画像の文字起こしと表記ゆれのチェックでOpus 5.5とHaiku 4.5の差が大きく、議事録では見込みの書き分けで差が出ました。Haiku 4.5には型番の読み違いや、画像に無い文の混入がありました。一方、ToDoの抜き出しや誤字脱字のチェックでは差が小さい結果でした。

Haikuでも使える業務はありますか?

当社の検証では、議事録のToDoの担当と期限、誤字脱字のチェック(10か所中8〜9か所)はHaiku 4.5でもおおむね正しくできました。アンケートの分類は、プロンプトを付けると混ざった意見を4件すべて分けましたが、皮肉1件をほめ言葉として数えました。いずれも各条件1回の結果です。

このページについて
合同会社フューチャープロンプト(AIプロダクト開発・業務自動化/東京・渋谷)がまとめました。数字はすべて、2026年9月25日に当社が行った6種の検証(各条件1回)によるものです。Sonnetなど他のClaudeのモデルは試していません。会社の詳細はトップページをご覧ください。

業務に合ったAIのモデル選びと組み込みを手伝います

合同会社フューチャープロンプトは、実際の業務でどのモデルがどこまで使えるかを確かめるところから、仕組みづくりをご一緒します。

お問い合わせ →