プロンプト集

業務書類のAIプロンプト集

請求書・名刺・議事録など17種・コピーして使える形

業務書類をAIで読み取る・整理するときに、そのまま貼り付けて使えるプロンプトを17種類まとめました。どれも当社の検証記事で、同じサンプルに当てて結果を確かめたものです。ChatGPT・Gemini・Claudeなどのチャットに、書類の画像や文章と一緒に貼り付けて使います。当社が結果を確かめたのはClaudeだけで、ChatGPT・Geminiでの結果は検証していません。

画像の書類を読み取るプロンプト

請求書のプロンプト

明細・登録番号・税率ごとの消費税を読み取り、検算までさせる。検証の結果と使うときのコツは「請求書をAIで読み取る精度検証」に載せています。

添付した請求書の画像から、次の項目を読み取ってください。

1. 請求書番号、発行日、支払期限、請求元の会社名、登録番号(T+13桁)、請求先
2. 明細:品名/税区分(8%・10%)/数量/単価/金額 を1行ずつ表にする
3. 税率ごとの対象額と消費税額、合計金額
4. 振込先

ルール:
- 画像に書かれていない項目は推測せず「記載なし」とする
- 税区分は、明細の「※」「軽減」などの印と欄外の注記から判断し、根拠にした印も書く
- 最後に検算する。各明細の「数量×単価=金額」、明細の合計=小計、小計+消費税=合計 がそれぞれ一致するかを確かめ、合わない箇所があれば指摘する
- 表のあとに、会計ソフトへ貼り付けられるCSV(見出し行つき)も付ける

レシートのプロンプト

明細を全行出させ、軽減税率の※と税抜・税込を判断させる。検証の結果と使うときのコツは「レシートをAIで読み取る精度検証」に載せています。

添付したレシートの画像から、次を読み取ってください。

1. 店名、日付・時刻、支払方法
2. 明細:商品名/金額/軽減税率の印(※など)の有無 を、上から順にすべて
3. 小計、税率ごとの対象額、消費税、合計、お預かり、お釣り

ルール:
- 明細は1行も省かずに出し、最後に「明細は全部で◯行」と行数を書く
- 軽減税率の印の意味は、レシート下部の表示(「8%対象(※)」など)から判断する
- 金額が税抜か税込かを、小計・消費税・合計の関係から判断して書く
- 検算する。明細の合計=小計、小計+消費税=合計(税込表示なら小計=合計)になるかを確かめ、合わなければ指摘する
- 最後に経費精算用のCSVを1行付ける(日付,店名,合計,支払方法)

名刺のプロンプト

TEL・FAX・携帯を仕分け、顧客管理に取り込めるCSVにする。検証の結果と使うときのコツは「名刺をAIでデータ化する精度検証」に載せています。

添付した名刺の画像から、次の項目を読み取って表にしてください。

会社名(和文)/会社名(英文)/部署/役職・肩書き/氏名(漢字)/氏名(ローマ字)/郵便番号/住所/電話/FAX/携帯/メール/URL/SNS

ルール:
- 「TEL」「FAX」「携帯」「M」などのラベルを見て番号の種類を仕分ける。ラベルが無い番号は「種類不明」とする
- ロゴや飾りの文字と正式な会社名が違うときは、住所の近くに書かれた正式名を会社名にし、ロゴの文字は備考に書く
- 肩書きが複数あるときは、すべて残す
- 画像に無い項目は空欄にし、推測で埋めない
- 最後に、顧客管理ソフトに取り込めるCSV(見出し行つき・1人1行)も付ける

表のCSV化のプロンプト

結合セルを展開し、行数と列の計算関係で確かめる。検証の結果と使うときのコツは「表をAIでCSV化する検証」に載せています。

添付した表の画像を、CSVに変換してください。

ルール:
- 縦や横に結合されたセルは、結合の範囲にある全行(全列)に同じ値を入れて展開する
- 見出しが2段以上あるときは、親の見出しと子の見出しをつないで1行の見出しにする(例:月額料金_税抜)
- 数値の桁区切りのカンマは外し、単位(GB・円など)は別の列にせずそのまま残す
- 最後に確認として、次を書く
  ・表の行数とCSVのデータ行数
  ・列同士に計算の関係があれば(税込=税抜×1.1など)、全行で成り立つか

申込書のチェック欄のプロンプト

迷うマークを「要確認」に回す3段階の判定。検証の結果と使うときのコツは「申込書のチェック欄・丸囲みのAI読み取り検証」に載せています。

添付した申込書の画像から、選択欄と記入欄を読み取ってください。

出力(1項目1行の表):項目/選ばれた選択肢/判定/マークの様子

判定は次の3つから選ぶ:
- 選択:チェック・丸囲み・塗りつぶしがはっきりしている
- 未選択:何も書かれていない
- 要確認:塗り残し、点だけ、汚れと区別できない、丸が複数の選択肢にかかる など

ルール:
- 二重線や×で消したうえで別の選択肢に印があれば、消した方を取り消しとして扱い、その旨を書く
- 「要確認」は、どちらかに決めずにそのまま残す
- 単一選択の項目で2つ以上に印があれば、要確認にする

値札・割引シールのプロンプト

元値と値引後を分け、隠れた数字を推測で埋めない。検証の結果と使うときのコツは「値札・割引シールのAI読み取り検証」に載せています。

添付した値札の画像から、次の項目を読み取ってください。

商品名/内容量/本体価格/税込価格/100gあたりなどの単価/元の価格(取り消し線のもの)/値引後の価格/割引率/その他の表示

ルール:
- 取り消し線が引かれた価格は「元の価格」、大きく書かれた新しい価格を「値引後の価格」とする
- シールやバッジで一部が隠れて読めない数字は、読めた部分だけを書き、[隠れて読めない]と明記する
- 隠れた数字を計算で推定できる場合は、読み取り値とは別に「計算による推定」として書く
- 最後に確認する:値引後=元の価格×(1−割引率)か、税込=本体×税率か。合わなければ指摘する

手書きメモのプロンプト

書き起こしと整理を分け、日付と曜日の食い違いも確かめる。検証の結果と使うときのコツは「手書きメモのAI読み取り検証」に載せています。

添付したメモの画像を読み取り、次の形で整理してください。

1. 全文の書き起こし(行ごと。読めない文字は[?]とする)
2. 項目の整理:相手先/日付・時刻/電話番号/用件/やること

ルール:
- 自信のない文字は、読んだ文字のあとに(要確認)と付け、推測で整った文にしない
- 電話番号・金額・日付の数字は、1桁ずつ読み直してから書く
- 日付と曜日が両方書かれていれば、同じ年の中で食い違いがないかを確かめ、食い違えば指摘する
- メモに無い情報(年、相手の会社の住所など)は補わない

グラフの数値のプロンプト

目盛りと補助線の整合を確かめ、推定値に幅を付ける。検証の結果と使うときのコツは「グラフ画像の数値をAIで読み取る検証」に載せています。

添付したグラフの画像から、各項目の数値を読み取ってください。

手順:
1. グラフの種類、単位、軸の最小値と最大値を書く
2. 目盛りの数字と補助線の位置が合っているかを確かめる。ずれていれば、どちらを基準にしたかを書く
3. 棒や点ごとに、数値ラベルが書かれているかを確かめる
4. 項目ごとの数値を表にする。列:項目/数値/読み方(ラベルを読んだ・目盛りから推定した)

ルール:
- 目盛りから推定した数値には「約」を付け、推定の幅(例:±3)も書く
- 数値ラベルが無いグラフの数値は、そのまま集計や報告に使わないよう注意書きを付ける

文章を整理・確認するプロンプト

議事録の要約・ToDoのプロンプト

決定と見込みを分け、担当・期限を根拠の発言つきで表にする。検証の結果と使うときのコツは「議事録をAIで要約しToDoを抽出する検証」に載せています。

次の会議の文字起こしから、議事録を作ってください。

出力:
1. 要約(3文以内)
2. 決定事項(会議で合意されたことだけ)
3. ToDo表:担当/やること/期限/根拠になった発言

ルール:
- 雑談や本題と関係ない発言は、要約にもToDoにも入れない
- 「〜さんに振っておきます」のような又頼みは、振る人のToDoとして書き、振られる人は備考に書く
- 期限は発言の言葉をそのまま書く。日付に直せる場合だけ、括弧で「推定:◯月◯日」と添える
- 「〜かかりそう」「〜の予定」のような見込みは、決定事項と分けて「見込み」と書く
- 担当がはっきりしないタスクは「担当未定」とし、推測で人を割り当てない

[ここに文字起こしを貼り付け]

文章の校正のプロンプト

誤りと文体の提案を分け、固有名詞を直しすぎない。検証の結果と使うときのコツは「AI校正の精度検証」に載せています。

次の文章を校正してください。

出力は2つに分けてください。
A. 誤り(誤変換・脱字・衍字・助詞の誤り):箇所/直し方/理由
B. 提案(表記ゆれ・言い回し・文の構成):箇所/提案/理由

ルール:
- 次の語は正しい表記なので直さない:[社名・商品名・専門用語を列挙]
- カギ括弧で囲まれた名前や、見慣れない語は、誤字と決めつけず「固有名詞の可能性あり」と書く
- 表記ゆれは、どちらに揃えるべきかを決めず、両方の表記と出てくる回数を示す
- 直した全文は最後に1回だけ出す

[ここに文章を貼り付け]

ビジネスメールの英訳のプロンプト

「前向きに検討します」など含みのある表現を洗い出す。検証の結果と使うときのコツは「「前向きに検討します」の英語表現とビジネスメールのAI翻訳検証」に載せています。

次の日本語のビジネスメールを、取引先に送る英語のメールに翻訳してください。

ルール:
- 「いつもお世話になっております」などの決まったあいさつは、直訳せず英語のメールで自然な表現にする
- 省略された主語(私/当社)を補う
- 「前向きに検討します」「検討させていただきます」のように、日本語では含みを持つ表現があれば、訳文とは別に一覧にし、
  (a) 本当に前向きな場合の訳 (b) 保留の意味合いの場合の訳 を並べる
- 固有名詞・製品名は原文どおりに残す

[ここにメール本文を貼り付け]

問い合わせメールの仕分けのプロンプト

自社の基準で緊急度を判定し、根拠を書かせる。検証の結果と使うときのコツは「問い合わせメールのAI仕分け検証」に載せています。

次の問い合わせメールを1通ずつ仕分けてください。

出力(1通1行の表):種類/緊急度(高・中・低)/一次対応の要否/次にやること/判断の根拠

緊急度のルール(当社の基準):
- 高:お金の二重請求・誤請求、サービスが使えず仕事が止まっている、商品の未着
- 中:購入前の質問、資料の請求
- 低:営業・売り込み、お礼、アンケートの案内
- 「至急」「急ぎ」などの言葉ではなく、書かれている中身で判断する
- ルールに当てはまらないものは「要確認」とし、理由を書く

[ここにメールを貼り付け。複数ある場合は「---」で区切る]

アンケート自由記述の分類のプロンプト

カテゴリを固定し、明示の要望と読み取った改善点を分ける。検証の結果と使うときのコツは「アンケート自由記述のAI分類・集計の検証」に載せています。

次のアンケートの自由記述を分類し、集計してください。

カテゴリ(この中から選ぶ):料理/接客/価格/環境/予約/設備/提供速度/総合

ルール:
- 1件に複数の話題があるときは、話題ごとに分けて分類する(例:料理はポジ、接客はネガ)
- 感情は ポジ/ネガ/中立 の3つ。判断に迷うものは「中立(要確認)」とする
- 特定のカテゴリに当たらない感想(「また来ます」など)は「総合」にする
- 要望は2種類に分けて抜き出す
  (a) 明示された要望:「〜してほしい」「〜があると助かる」と書かれているもの
  (b) 暗に求めている改善点:不満の裏返しとして読み取れるもの(推測であることを明記)

出力:1件ごとの分類表 → カテゴリ別のポジ・ネガ件数表 → 要望(a)(b)の一覧

[ここに自由記述を貼り付け]

利用規約・契約書の条項抽出のプロンプト

原文の引用と要約を並べ、否定の取り違えを防ぐ。検証の結果と使うときのコツは「利用規約の解約・返金・免責をAIで抜き出す検証」に載せています。

次の利用規約から、以下の4点に当たる条項を探してください。
解約条件/返金の規定/事業者の責任の範囲(免責・賠償の上限)/禁止事項

出力(1項目1行の表):知りたいこと/条番号/原文の引用/要約

ルール:
- 原文の引用は、規約の文をそのまま抜き出し、言い換えない
- 「〜しない」「〜を上限とする」などの否定・制限の言い回しは、要約でも意味が逆にならないようにする
- 該当する条項が無い項目は「該当なし」とする
- 他の条を参照している条項(「第◯条に定める」など)は、参照先の条番号も書く
- 法的に有効かどうかの判断はしない

[ここに規約の全文を貼り付け]

見積書・請求書の検算のプロンプト

行ごとに計算を書き出させ、表計算用の式も出させる。検証の結果と使うときのコツは「見積書の計算ミスをAIで検出する検証」に載せています。

次の見積書の計算が合っているかを確認してください。

手順:
1. 明細を1行ずつ書き出し、「単価×数量」を計算して、記載の金額と比べる
2. 明細の金額を足して、記載の小計と比べる
3. 小計×税率を計算して、記載の消費税と比べる(端数の扱いが書かれていれば従う)
4. 小計+消費税を計算して、記載の合計と比べる

出力:確認した行ごとの表(記載の値/計算した値/一致・不一致)
不一致があれば、それを直した場合の小計・消費税・合計も出す。

最後に、表計算ソフトで同じ確認ができるよう、各行の計算式(例:=B2*C2)を付けてください。

[ここに見積書を貼り付け]

会社名の名寄せのプロンプト

保留の条件を決め、法人格の違う会社を統合しない。検証の結果と使うときのコツは「会社名の表記ゆれをAIで名寄せする検証」に載せています。

次の会社名の一覧を、同じ会社ごとにグループにまとめてください。

ルール:
- 「株式会社」「(株)」「(株)」、前株・後株、カタカナ・ひらがな・漢字の違いは同じ会社として扱ってよい
- 「商事」と「工業」のように、屋号の一部が違うものは別の会社とする
- 法人格(株式会社・有限会社・合同会社など)が違うものは統合せず「保留」にする
- 法人格が書かれていない名前が、法人格の違う複数の候補に当てはまるときは、どれにも統合せず「保留」にする
- 各グループに、統合した理由を1行で書く

出力:統合したグループ/別会社として分けたもの/保留(理由つき)

[ここに会社名の一覧を貼り付け]
使う前に:ここにあるプロンプトは、架空のサンプルで結果を確かめたものです。自社の書類で使うときは、最初の数件を人が見比べ、合わない点をプロンプトのルールに書き足してください。金額・日付・社名など、誤ると困る項目は、AIの出力をそのまま使わず確認する手順を残すのが安全です。

プロンプトの書き方の基本(指示の与え方や出力の確かめ方)を問題で確かめたい場合は、生成AIパスポートの出題範囲「第5章 テキスト生成AIのプロンプト制作と実例」の予想問題(AI資格ドリル)が参考になります。

自社の書類に合わせたプロンプトづくりを手伝います

合同会社フューチャープロンプトは、実際の書類でAIがどこまで読めるかの検証から、読み取りの仕組みの運用までを一緒に進めます。

お問い合わせ →